ファンディの日々雑感。

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投資マンション経営『魅力ある福岡市』

「投資マンション」所有後の15年の経過を経て、これの所有が資産形成の手段としてとしてどうだったのか。この是非についてまとめ書き上げたのが、著書『投資マンションが気になったら読む本(幻冬舎)』である。

 所有後に経験し学んだ当事者目線での15年間の総括となっている。一番情報として求められるものは収支情報であると思う。このことについても具体的に数字を上げてまとめているので是参考にしていただければと思う。

 

 さて、この本の中で、投資マンションを購入するにあたっては立地が大変重要なポイントであることを数ページにわたり説明している。結果として国内大都市の中で、福岡市の圧倒的優位性を書いた。

このことを裏付けるネット記事があった。概要は以下のとおり。

 

国土交通省が9月20日に発表した都道府県地価調査によると、冷え込んでいた住宅・店舗の需要が経済活動の再開で回復し、全国の住宅地は31年ぶりに上昇に転じた。

○注目すべきは、地価の上昇率が2年連続で全国首位となった福岡県で、平均価格が前年度を3.1%上回り7年連続で上昇している。

○福岡県内における家賃相場は、福岡市中央区が最も高く5万3600円、次いで福岡市博多区が5万2300円となっている。

○賃料上位エリアは地価が上昇しており、変動率が2.5%のプラスだった福岡県全体の平均と比べても、2022年の住宅地は前年対比において、福岡市博多区が10.4%、福岡市中央区が8%と上昇幅が大きい。

 

そしてその要因として、人口と世帯数が増加傾向にある福岡市の現状が述べられている。

 2016年   人口151万2333人(世帯数76万455)

    2021年   人口156万8381人(世帯数82万4813)

    2022年(9月) 人口163万764人(世帯数85万6747)

 

 全国の人口が減少傾向にある中で、福岡市は人口と世帯数がともに伸び続けており、政令指定都市の中で人口増加率がトップクラス。このことが投資マンション経営において福岡市の優位性を高いものとしている。

 そしてその魅力を一層高めているのが、マンション価格の手頃感であり、東京の半値近い価格がその記事で紹介されている。築年数別価格(区分マンション)の比較である。

  築20年以上 福岡市746万円  東京1667万円

  築10年以上 福岡市1435万円 東京3009万円

     築10年未満 福岡市1858万円 東京3890万円

地価の上昇が今後も続けば、所有物件の資産価格は上がり、不動産投資としての優位性は更に高くなると言える。利回りは7.78%で、東京23区と全国平均を上回る。

 

 最後に不動産投資の福岡市の優位性が4つのキーワドードでまとめられている。

「10年連続の地価上昇」

「(再開発の天神ビックバンで見込まれる)人口と世帯数の増加」

「区分マンション価格の都内の半値近い価格」

「全国と都内を上回る平均利回り」

 

 

 投資マンションを経営していく上で、空室リスクへの対応は大変重要になる。賃貸である以上、入居者の出入りは必ずある。であれば転居に伴う空室期間は、限りなく短いものにしていきたい。そこで重要になるものの1つがこの人口増加率である。増え続ける福岡市の人口は投資マンション経営において大きな魅力であり、その価値を高めている。