ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

まずはアパート1棟、買いなさい!!

 体調不良で、旅の日程が計画通りに進んでいないため、旅レポは一旦中止にして、これまで通りの日常の話題を取り上げていこうと思う。

 

 さて、12月1日に紀伊國屋でのことを書いた。この時、気になる題名の本を見つけた。『まずはアパート1棟、買いなさい!(最新版)』石原博光著。帯には、「累計9万部突破。一番売れてる!不動産投資完全ガイド」とある。

 

 この手の本は、出だしの「はじめに」で、著者の思いや訴えたいことがコンパクトに述べられていることが多い。先ずはここに目を通す。面白い!! 直感的にそう感じた。石原氏も不動産投資の当事者でありその経験をもとに書かれたものであった。氏の履歴も披露されている。2002年に不動産投資を始め、日本とアメリカに不動産を持ち、2014年からアメリカ移住。現在はカリフォルニア州でプロとして不動産売買の仲介業も行っているとのこと。現在アメリカに6棟所有(年間家賃収入は10万ドル)、日本では3棟43室所有(年間家賃収入は3000万円)。この本の発行日は2021年9月28日なので、この石原氏19年余りでここにたどり着いていることになる。驚いたのは、元々この業界のプロの人だったわけではなく、最初は全くの素人の状態からの出発だったと言うこと。この世界の可能性の大きさを感る。

 

 さて、この石原氏も、不動産投資を進める理由として、「増えない年収」国民年金制度の危機」「深刻な少子高齢化」をあげでいる。そして国の「副業の推進」政策転換。こうした低調な流れに身を委ねて、自分自身が何も行動を起こさなければ、将来にわたって安定した生活が保証されることは先ずないのは明らかですという。

 

 著書『投資マンションが気になったら読む本』と不動産投資を勧める理由は同じである。違いは、「区分」か「棟まるごと」か。しかしこの違いが興味深く、また同時にワクワクするものも感じた。そして「棟まるごと」は、「事業」だと思った。時間とより深い知識が求められる。その分スケールも大きい。

 

 いずれにせよ、この本はお薦めである。たくさんの学びもある。将来の安定的な生活設計のために何か行動を起こさなければと思っているものの、次の一歩をなかなか踏み出せない方は、この本もお勧めしたいと思う。特に序章「なぜ不動産投資なのか」は、非常に分かりやすく書かれてあり、金融全般の知識も得られる内容となっている。