今日のwebニュースで福岡市に関する記事が目についた。いずれも福岡市の勢いを感じさせるものである。
先ず1つ目の記事。タイトルは、『福岡市の「福岡大名ガーデンシティ」3店舗が先行オープン』とある。
福岡市大名は福岡市天神に隣接する場所になる。ここに新しくできる『福岡大名ガーデンシティ』は、地上25階・地下1階建ての大型複合施設で、福岡市が進める再開発促進事業『天神ビッグバン』の大型事業の一つになる。全面開業は6月。それに先立って3つの店舗がオープンしたという内容。
2つ目は、『博多駅前の西日本シティ銀行本店 「コネクティッド」で複合ビルに 2026年1月竣工予定』のタイトル。
建て替え計画が進む西日本シティ銀行本店の本館ビルについて、福岡市の再開発プロジェクト「博多コネクティッド」の適用を受けた建築概要が明らかになったという内容。
新たな本館ビルは、地上14階、地下4階建てで、延べ床面積は約7万5600平方メートル。 銀行の本店ほか、1階には商業店舗、9階以上には企業のオフィスが入る複合ビルになるとのこと。更に地下には400人規模のコンサートが開けるホールも設けられ、災害時の一時滞在施設としても活用できるとある。この新しい本館ビルは今年11月ごろ着工予定で、2026年1月ごろの竣工が予定されているとのこと。
そして3つ目の記事は、大都市福岡市の懐の大きさを感じさせるもの。『福岡市の油山に複合体験型施設が誕生 全容が明らかに』のタイトル。
記事には、リニューアルが進んでいる福岡市の油山市民の森と油山牧場の新たな姿が、30日に発表されたとある。福岡市油山は天神から13キロの距離にあり、車で40分程度。ここにキャンブ場やアクティビティ、宿泊施設などを取り入れた複合体験型施設が誕生するという内容。JR九州が中心に進めており、4月27日から順次新たな施設がオープンしていくという。キャンプ場を運営するのは、アウトドアブランドの『スノーピーク』。市街地が一望できる開放的な場所に、個人から家族まで幅広い層が楽しめるよう、ソロキャンプ用の区画や電源を備えた区画が整備されているとのこと。予約の受け付けは4月4日から。
更に、来年春には、『スノーピーク』がプロデュースする宿泊施設もオープンするという。各部屋にはサウナと水風呂も設置される。今秋には全長100メートルを超えるジップラインを楽しめるアクティビティや、マウンテンバイクのコースも誕生する計画。JR九州は、油山を「人と都市と自然が共生するまち、福岡の象徴」と述べ、国内だけでなく海外にも発信していきたいという。
福岡市は魅力あふれる都市(街)であることを、拙書『投資マンションが気になったら読む本』に書いた。人口163万人の大都市である。ここが今、都市再開発計画により大きく変貌している。地下鉄の延伸、既に「京都ホテル博多」「THE BLOSSOM HAKATA Premier」「博多ビジネスセンター」「博多イーストテラス」は開業した。
商業施設やオフィスビルだけではなく、記事にも書いたように『世界に発信するアウトドア関連施設』も含まれる内容。
このような各種の大規模開発により、「着工建築物工事費」の伸び率は、全国トップであり、その額2兆3000億円ほどにのぼるという。
そしてまた、コロナ後の「オフィス移転、増設先」として、東京・大阪・中京の3大都市圏を除いた政令都市の中で福岡市がトップであるという事実。
こうしたことから人口減少が進む日本にあって、福岡市は、今も人口が増え続けている。
『人・もの・お金』が集まり続ける好循環が、これからも続いていくことを感じさせられる。
このことは、このブログでも繰り返し書いているが、不動産投資先として大きな魅力と可能性が満載であることを意味している。