ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

四国一周車中泊旅 =9日目=

 四国一周車中泊旅も9日目。

 いよいよ今日が最終日になる。15時30分のフェリーを予約しているので、時計を見ながらの移動になる。宿泊した『道の駅 みなとオアシスうわじま』から三崎港まで約85km。この途中で是非とも寄りたい場所が一つだけある。『遊子水荷浦の段畑』。山の斜面に築かれた石垣積の段々畑が広がっている場所。四国の絶景ポイントを紹介しているyoutubeで見つけた。ただ宿泊した道の駅からだと、港とは、若干逆方向になり、移動の距離が120kmに延び、時間も4時間ほどかかってしまう。あまり時間に余裕がないかもしれない。しかしどうしても行きたい場所なので、早々に出発する。

 宇和島市から海側に向けて走る。入江に沿って道が続いており、目的の場所が遠く感じる。ガソリンが減ってきていたのでどこかで入れなければと思っていたものの、結局入れ損なってずんずん山道の奥に入ってしまった。残量を示すメモリが1つだけになってしまう。目的地と最後に見たスタンドとの距離を考えたらギリギリ大丈夫な気がするものの、今通っている道は傾斜の厳しい坂道。ガソリンの消費量が気になりながら走る。

 そうこうしているうちに到着。予想以上に厳しい傾斜。よくもまあ、こんな畑が作れたものだと感心させられた。上の方まで登っていけるようである。時間が気になるため中腹までで登るのをやめ、そこからの風景を楽しむことにした。傾斜が急である。端の方に立つと足がすくんでしまう。しかしそこから見える風景は絶景。すぐ先には豊後水道が広がる。訪ねてよかったと思える場所だった。

 さて、絶景を楽しんだ後はガソリンを気にしながらの復路走行になる。途中でガス欠になったら、ただでさえ時間が気になっているのに万事休す状態になる。Googleマップで最寄りのスタンドを探す。するとなんとこの狭い地区内にスタンドがあるではないか。神の助けとはこのこと。ガソリンを補給し悠々と車を走らせることができた。

 港には、結局結構早い時間に到着することができた。そのため予約した便の1つ前のフェリーに乗ることができた。

 フェリーの中ではゆっくり過ごすことができた。

 9日間の四国一周。結構時間と日数がかかったような気もする。しかし、それでも四国のど真ん中に位置する『四国カルスト』には寄っていない。ここも経由していたらもっと日数がかかっていたことになる。やはり実際に走れば広いものだと感じさせられる。

 今回、念願の四国一周を達成することができ、大満足の旅となった。遠いと感じていた四国も、やはり九州のお隣、案外近いなぁと感じることもできた。次は、バイクで来るのもありだなぁとも思う。その時は、今回はパスした『四国カルスト』巡りだろうか。

 帰宅し距離計を見ると1875kmとなっていた。やはりかなり走ったなと思う。

 後日、改めて『四国一周車中泊旅』の振り返りをしたいと思う。