ここ最近、雨の日が続いている。この週末も天気は悪そうである。遠出の予定を組もうとしていたのだが変更したほうがよさそうな気配である。そして、次の週末の3連休も、長期予報ではどうも天気は良くなさそう。梅雨に舞い戻ったかのような天候が続くようである。
さて、その3連休の中日が、参議院選挙の投開票日となっている。SNS界隈では、関連動画が盛んに配信されている。
今回の参院選は、政権選択選挙ではないため、当初それほど重要視されていなかったように思うのだが、東京都議会議員選挙以降、政権与党への支持率低下が明確になったこともあり、それまで燻り続けていた多くの人の政治に対する不満がここにきて爆発しているような気配である。
特定の支持政党があるわけではない。しかし、「失われた30年」という言葉がある通り、国民の暮らしや国家としての経済状況、外国人問題、食料問題、そして少子化問題等々、様々に山積する問題を考えた時、これまでの政治や体制では、この国難とも言える状況を乗り越えられるとは考えにくいという思いを持っている。
このような中で、各党の党首がどのようなことを訴えているのか、非常に興味深く傾聴している。
政権与党の自民党石破総裁は、これまでの政治結果に対する総括がなされておらず、痛いところは伏せたまま。野党と同じ論調で語っているように感じてしまう。今、やろうとしていることは、選挙を待たずさっさとやってしまえと言いたくなる。しかし支持率は低下しているものの依然として高い状態。この国の利権構造の根深さを感じてしまう。
訴えている内容に歯切れの良さを感じさせられているのが、参政党の神谷代表。ここにきて一気に支持率が高まっているようである。訴えの内容を聞くほどに、「そうだ!!」「よく言ってくれた!!」「そうだったのか!!」と感じ入ることが多々ある。なるほど支持率があがっているのも頷ける。また、各県を遊説してまわっているようなのだが、県ごとに話していることが異なり、かつ魂が篭った内容である。このスピーチ力にはただただ感心させられている。
これはれいわ新選組の山本代表も同じ。国民目線で現状を訴える話は、聞くものの心に響いてくる。
再生の道の石丸代表は、ここに至るまで大きく注目してきた。安芸高田市長時代の取り組みや都知事選への挑戦、そして都議会議員選挙に臨むにあたって「再生の道」の立ち上げと、その行動力にはただただ感心させられ、SNSを通しての主張に対しても賛同するところが多くあった。ただ最近思うことがある。先に行われた都議会選挙で、石丸代表は、「広く国民(都民)の選挙参加を促す」ことが第1の目標であり、当選することを第1 にはしていないと言っていた。
いろいろな選挙の投票率が“著しく”低いと感じている「投票に行く人」は、この現状に暗雲立ち込めるような思いであると思う。が、故に、それでもなんとかしなければという思いで投票所に向かい、一票を投じている。「再生の道」に一票を投じている人たちの多くは、その志を政治の舞台で発揮してほしいと願っているのだと思う。故に、都議会選挙で語っていた「広く国民(都民)の選挙参加を促す」という言葉ではく、別の言葉が欲しかったのではないかと思ったりもした。
そして、今回の参院選に向けては、党としては「教育問題」のワンイシューで臨むと言っており、その通りの戦い方をしているのだが、訴えの力としては、どうしても弱さを感じてしまう。その点で、都議会選挙でも指摘されていたが、「選挙戦略」としてどうなのかと感じてしまうのは私だけなのであろうか。
今読み進めている『竜馬がゆく』には、いろいろな傑物が登場する。才能がありつつもそれを活かしきれずに消えていった人も数多く描かれている。その多くが、才あるが故にそれに溺れていった人のようにも感じる。石丸氏には『策士策に溺れる』ではあって欲しくないと切に願う。
とにかく、今回の参院選には大注目している。と同時に、今回の選挙がこれからの日本の行く末を占うものでもあるように感じている。多くの人が関心を持ち、投票行動を起こすことを強く願っている。