参院選投開票が終わり、最終的な選挙結果が一夜明け、明らかになった。
当初から言われていたように、与党が過半数割れし、自民党は大きく議席を失うという結果になった。
「失われた30年」が終わる気配がなく、このままでは「失われた40年」に言葉が変わっていくかもしれないような我が国日本。この間、国の経済力は伸び悩み続けており、多くの労働者の実質賃金は増えることなく、今に続いている。このような状況の中では、需要が伸びるはずもなく、対外的にも「円」の価値は下がり続け、その反動として物価は上がり続けている。
このような厳しい状況の中で、多くの国民は重い税負担を強いられ、長期に渡り苦しみ続けている。更には、この間も人口は減り続けており、毎年おおよそ80万人ずつ国の人口は減り続けている。いろいろな課題は先送りされ、故にこの国の将来に多くの国民が明るい展望を見出せずにいるように思う。
今回の参院選は、これからの日本の将来を占うものとして、これまで以上に大切な選挙になるはずであり、その意味からも各政党やそれぞれの立候補者がどのような訴えをしているか注意深く注目していた。
ブログでも参政党の神谷代表、国民民主党の榛葉幹事長の演説に感動したことを書いてきた。国民の目線で世の中を見て、何が課題として存在しているのか現状を分かりやすく説明し、その上で問題点を整理し、その解決策を具体的に提示してくれていたと思う。その結果の表れとして、両党とも国民の大きな支持を受け、多数の当選者を輩出するということに結びついたのだと思う。
今回の参院選の結果をうけ、参議院の勢力は、与党122議席、野党が126議席となり、衆参共に「ねじれ」の状況になった。しかしその差は4議席。何とも微妙な差ではある。今後の展開として、「衆院解散」などという言葉も聞こえてくる。今後の政局の動きにも眼が離せない。
さて、今回の参院選、結果にも注目していたが、それと同じくらい「投票率」にも関心を持って見ていた。最終的な投票率は、58.51%とのこと。前回が52.51%だったので、6.46ポイントの上昇。これまた何とも微妙な数字。
今回の選挙の持つ意味の大きさは前述した通りである。この困難な状況にある国の政治の舵取りをどこに、そして誰に託すかを決めるきわめて責任の重い選挙だったはずと思う。
結果として投票率は上がった。しかし60%を切る58.51%なのである。大学の単位認定でいえば、D判定で単位は認定されないレベル。今回の参院選の全有権者数は1億123万6029人と総務省から発表されている。おおよそ1億人。投票した者はその内の58.51%なので、投票に行かなかった者は、なんと4000万を上回る数になる。投票行動を起こした者約6000万に対して行動を起こさなかった者4000万人強。
この4000万人の人たちは、何故に無関心でいられるのだろう。あまりにも大きすぎる数ではないだろうか。
ただ、今回、期日前投票をした人が、過去最高の2618万人いたという。3連休の中日という期日設定だったため、この日投票に行けない人たちが、期日前に自らの1票を投じるべく投票所に足を運んだ。4000万人という数に、この国の将来に対し一抹の不安を感じていたが、2618万人という数を聞き、その気持ちが少しばかり和らいだように感じた。