ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

『映画 ビリギャル』

 秋分の日の休日、外は朝から雨が降り続いている。終わらない夏が続いているが、今日はひんやりとした空気に心地よさを感じている。

 とはいえ、外は雨。バイクにも乗れず、映画でも見ようとプライムビデオのトップ画面をつらつら眺めていると、“あなたが興味のありそうな映画”の中に、『ビリギャル』がリストアップされていた。

 この映画『ビリギャル』は、今から10年ほど前に話題になった本を映画化したものになる。2016年公開。主役は有村架純。この原作本は、累計発行部数がなんと100万部を突破しているようである。この本の発売当時、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」として、いろいろなメディアに取り上げられていたことを覚えている。しかし、タイトルとセールスコピーから、なんとなく本の中身が想像され、興味はありつつも実際には本も映画も見ないままでいた。

 映画『ビリギャル』の詳細をプライムビデオで確認すると、星の数は4.5、レビュー数968となっているではないか。高評価であり多くの人の支持も集めている。こうなると見ないと気が済まなくなる。

 勉強せず遊びに明け暮れていた主人公「さやか」が、心機一転勉強に打ち込むようになり、そしてなんと現役で慶應大学に合格するまでが描かれている。

 現実にあったはずの深い苦悩や葛藤、そして学習への取組みなどがさらりと表現されており、特に「なぜ偏差値を短期間で40も上げることができたのか」、「具体的にどんな勉強法を取っていたのか」などの疑問は解けなかったが、これは実話であり、実際に慶應義塾大学への合格を勝ちとった高校生の物語であることに大きな感動を覚えた。

 主演の有村架純が実に爽やかな高校生を演じていた。しかし爽やかすぎて、泥臭さの部分をあまり感じることができず、この役の、そしてこの物語の演者として適当だったのだろうかと素人感覚で感じてしまったが、これが狙いなのかと考えれば、これもありなのだろうと納得はできてしまう‥‥。

 ついでにこの「有村架純」という女優さんについて、あまりよく知らなかったので調べてみた。個人的にはNHK朝の連続テレビ小説あまちゃん』に出ていた時の記憶が強い。そして調べてみて驚いた。この女優さん、もう年齢が32歳とのこと。どう見ても20代前半にしか見えない。思わず「ええっ!!」と呟いてしまった(汗)

 話を『ピリギャル』に戻そう。この映画のモデルは小林さやかという実在の人。この方が慶應大学に入学した後のことは、映画では描かれていない。奇跡のような成功を勝ち取ったこの女性のその後の人生にも興味が湧いたのでネットで調べてみた。ウィキペディア等、さまざまに紹介されていた。現在36歳の彼女は、卒業後、就職や結婚、講演活動等々、キャリアを重ねながら、 2022年コロンビア大学教育大学院(英語版)とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院教育情報学研究科に合格し、前者に進学をすることを発表したと書かれてあるではないか。またまたの驚きと感動である。

 改めて『人間の持つ可能性は無限大である』ことを思う

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