7月26日のブログに、『おっさん3人東南アジア旅を目論む』と題して書いた。それ以降、それぞれがあれこれガイド本を見たり、SNSで調べたりしながら旅のイメージを具体化していった。そして、「旅検討会」と称した呑み会をファミレスで開き、旅の実施を決定した。
時期は来年3月。訪問先はタイのバンコク。会場となったファミレスで小刻みにアルコールと酒の肴を注文しつつ、旅の骨格を決めていったのだが、ここに至るまでかなり脱線しつつではあったが、とにかくそれぞれの思いを込めて決めることができた。その後、出発日は個々の都合を調整しながら8泊9日の期日を確定することができた。
チケットの手配は、身近に旅行業従事(A氏)者がいるという理由で自分が担当することになった。
そして先日、チケットの手配のためA氏の力を借り、フリープランで航空チケットの予約をすることになった。先ずは、航空チケット比較サイトを開き旅程や行き先、人数などの基本事項を入力し、それにマッチするプラン一覧表を出す。さまざまな発着時刻と料金設定があり、直行か乗継で時間も料金も大きく変わる。また、出国時間と到着時間も考え合わせる必要があり、トータルで考えるのもなかなか大変である。福岡空港を発着場所としており、現在住んでいる場所からの移動時間も加味していかなければならない。予算の都合もあるので、無駄な宿泊費などの出費は避けたい。とは言いつつも、呑み会の席では、福岡で「前夜祭」と称して呑むのもいいんじゃないかという話も出たりしていたのではあるが‥‥。
とにかく出発日は確定しているので、出発時刻も到着時刻も、それぞれの日中を有効活用できるような時間帯の便を探した。そして安く、直行便という条件も付け加えた。今回利用したのはスカイスキャナーという比較サイト。予約手続きのアドバイスをもらいながら進めていった。このような比較サイトの留意点として、価格は固定ではなく、変動するということ。極端な話、今と一時間後は価格が異なることもあるという。更に一度アクセスした後に、他のプランを見ようとアクセスを中断し別のプランを見た後、再び最初の所にアクセスし直すと、表示される金額が高くなっていることもままあるという。そのためこれを防ぐためにはシークレットモードで行うことが大切らしい。
しかしプロの手を借りてもなかなか手こずってしまった。便を選び決済方法を選択し、必要な情報を入力し、「決定」をクリックするも、手続きが完了したない。なにやら微妙に料金に変動が発生しているようで、最終段階に到達しない。また、オプション選択でも、比較サイトと運営航空会社のそれぞれの表示にはっきりしないところがあり、これを一つ一つ確認しながら進めてもらった。曖昧さを残したまま進め、当日諸々の変更が発生するのはできるだけ避けたいことである。
結局、ここと思っていたところから料金変更通知が届き、別の業者に変更し、すべての手続きを無事終えることができた。初めてだったということもあるのかもしれないが、結構面倒さを感じてしまった。国内線の予約なら何の不便さも戸惑いもなくできることが、海外の業者、事業者が間に挟まるとなかなか大変だなぁという印象である。
今回購入したタイバンコク往復旅行券は、福岡国際空港発着で、機内預け荷物20kg付きで往復料金69586円のチケットになる。この中には機内食は含まれておらず、必要ならオプション設定になる。また、座席の前方や後方へのリクエストや足元の広い非常口席へのチェンジなどを希望するのであれば、いずれも追加料金が求められる。行きは6時間5分、帰りが5時間5分のフライトになる。
予約が完了し、酒呑みの場の会話で始まった海外旅行話しが、いよいよ現実のこととなった。久しぶりの海外になる。既にパスポートは取り直している。準備は万端整った!!
