大阪での諸々の用件も終え、帰路に着くことになる。結局大阪には1週間程の滞在になった。当初の予定では、昨日出発の予定だったが、出発間際にバタバタしてしまい1日ずれ込んでしまった。
さて、いよいよ出発。今日は淡路島を経由し、鳴門市にある『大塚国際美術館』を訪ねる予定にしている。前回行った際は、度肝を抜く広さで、結局半日かけても後半は急ぎ足で見て回ったほど。もう一度、今度は見たい絵画を重点的に見て回りたいと思っている。その後は讃岐地方に入り、これも前回おいしさに感動した『がもううどん』を食べたい。そしてしまなみ海道を通り、再び本州に戻るというのが今日の計画。
走り出し、ふと「まさか今日が休館日ということはないよね?」と、ホームページで念のため確認。見てびっくり!! なんと1月13日から2月23日まで連続休館となっているではないか。愕然としてしまう。ルート検討をせねばと思い、Googleマップや地図、ガイドブックを見つつあれこれ考える。しかしついていない。大和ミュージアムに続いての閉館である。熟慮の結果、四国に行くのをやめて、姫路城を目指すことにした。ついでにその手前にある明石市に寄り、本場の『明石焼き』を食べることにする。調べてみたらどの口コミサイトも1位は『ふなまち』になっている。評価も口コミの質も群を抜いている。となればいくしかない。普段明石焼きを食べることなどほとんどない。1位の味がわかるかどうか不安だがとにかく行ってみようと思う。
車を最寄りの駐車場に停め店を目指す。お店について驚いた。店構えがあまりにも質素。目立つ看板もなく、入り口に破れた暖簾があり、ようやくこことわかるほど。


11時に着いたがすでに人が並んでいる。最後尾に並んだところに「この位置で待ち時間1時間」と札があった。

冷たい風が吹いている。しかし待つしかない。45分ほど過ぎた頃中に入ることができた。入って再び驚く。4人がけの簡素なテーブルが3つ。広さは6畳もないほど。調理スペースは2畳ほどだろうか。とにかく狭い。テイクアウトのお客さんも多く、明石焼きのプレートで次々に焼かれていく。スタンダードは卵にタコのみ。あとはお好みでトッピングしていく感じ。テーブルの上には、タレ、一味、青のりなど、いろいろ置いてある。明石焼きはだし汁につけて食べると思っていたので、少々とまどう。スマホを取り出し、“ふなまちおすすめの食べ方”を調べるとタレをかけてもいいし、だし汁につけてもいいようである。お好み次第のようである。
そうこうしているうちにプレートから下ろされた明石焼きが運ばれてきた。

全部で20個。見た目は何も変わったところなどない。まずは何もつけずに口に入れる。そして驚く。とろっとした卵が、卵というよりクリームが口の中に溶け出し甘さが口の中に広がっていく。そして最後にタコの食感を味わう。実に美味しい。次はタレをつけてみる。辛口と甘口があり、それぞれつけてみる。何もなくても美味しかったが、タレをつけるとまた一段と旨みが増す。好みとしては甘口がよかった。次にだし汁につけて食べる。これはこれで美味しい。20個の明石焼きをいろいろな食べ方で楽しむことができた。食べてみて1位であることが理解できた。文句なく美味しい。食べ終わり代金750円を払い店を出る。これで750円は安い。外にはさらに長い列ができていた。リピーターも多いのだと思う。『明石焼きふなまち』、また来てみたいと思わせるお店であった。
この後姫路城に行くのだが、このことは改めて書こうと思う。『明石焼き ふなまち』のことのみで結構な分量になってしまった‥‥。