ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

楽しき本2冊。旅本と辞典。

 書店や図書館に行けば旅行関連のコーナーを覗く。書棚に、気になる題名の本があればもちろん手に取って中を見る。ガイドブックもいいしエッセイもいい。

 今回もまた、「おっ!」と目を引き、手に取った本があった。タイトルは『ひとりがいい旅』。副題には、「ひとり“でも”ではなく、ひとり“だから”行きたい旅がある」とある。

 著者は「まろ」。肩書きには、「おひとりプロデューサー」とある。「出会い旅」「浸る旅」「ぶらり旅」「デトックス旅」「いつもの旅」の5つの章からなる。各章のテーマがいい。「出会い旅」は、直感を信じて私の好きに出会う。「浸る旅」は、時間を忘れて私だけの世界へ。「ぶらり旅」は、気の向くままに一人散歩。「デトックス旅」は、肩の力を抜いて心身を解きほぐす。そして、最後の「いつもの街旅」は、ひとりだから違う景色が見える。旅のテーマ分けという発想がいい。そしてそれぞれに合う観光地が紹介されている。「出会い旅」は、さらに「ひとり民藝旅」と「ひとりうつわ旅」の2つの括りで観光地が紹介されている。

 全部で28か所の観光地が紹介されている。宮崎の地にいるのでどうしても九州の観光地に目がいってしまう。全部で3つあった。一つ目は、『浸る旅』の中で、「ひとりアート・建築旅」として大分市立美術館が紹介されている。大分県はアートに関する情報の発信が多いことを感じている。それを代表するのが『大分県立美術館』。ここはガラス張りの外観で建物自体もアートチックで開放感があり、建物自体にもセンスの良さを感じさせる。が、ここで紹介されているのは「大分市立美術館」。この美術館のことを知らなかった。しかし、この本に書いてある紹介文を読むとすぐにでも行きたくなってしまった。この本の作者は、バスを降りた瞬間、「ああ、ここに来て良かった」と思ったらしい。

 二つ目は、『デトックス旅』の中の、「ひとり温泉旅」。ここで紹介されているのは、「別府鉄輪温泉」。鉄輪温泉にある温泉がいくつか紹介されているのだが、その中の一つが「鉄輪むし湯」。ここは湯に浸かる温泉ではなく、薬草が敷き詰められた、温泉の噴気で温められた約8畳あまりの石室内に横たわって、身体を発汗させるという。終わった後の爽快感が素晴らしく、思わずスキップしたくなるとのこと。ここも全く知らなかった。ただ特に行きたいとか問われれば、蒸されるより湯に浸かった方が好みかもしれない。

 そして3つ目が、『いつもの街旅』の中で、「福岡」が紹介されている。一人でほっと一息できる場所がたくさんあるとのことで、隠れた癒しスポットが4か所紹介されていた。

 とてもいい本だった。読み終えた後、ふらっと旅に出かけてみたくなってしまうこと間違いなし(だと思う)。

  そしてもう一冊。これは「旅」とは全く関係ない。いや、旅の途中で読むのもいいかもしれない本、いや辞典なのである。タイトルは、『妄想国語辞典』。

 著者は、「野澤幸司」。この方の職業は現在コピーライターとのこと。冒頭で、この本のことを「この世の中にまだない日本語を勝手に開発し、勝手に紹介するという、妄想の集大成」と紹介している。とにかく笑える。最初の言葉が、『IT社長が女優をゲット』という言葉。これの意味は、「叶わない夢はないこと」。読んだ瞬間笑ったのはこれ。『行けたら行きます』。意味は「絶対に果たされない約束」。『イケメンの寝ぐせ』は、「短所が転じて長所になること」。『一瞬いい?』の意味は「込み入った相談のこと」。『売れる前から、応援してて』は、「必要のない報告」。『浮気の達人』、これは「評価しにくいこと」らしい。『お土産の木刀』は、「全く必要のないもの」。『大学生の「お疲れ~」』。この意味は「100年早いこと」。どれも口元が緩んでしまう。そして丁寧に、使い方を示す例文付き。この作者、この本書き上げるのにどれだけの時間がかかったのだろう。さすがコピーライターである。言葉への感性とセンスが素晴らしい。

 まだまだ紹介したい本があるが、今回はここまで!!

 

「スシロー」NY 一皿800円の衝撃

 毎朝、起床後は郵便受けに入っている日本経済新聞を取りに行くことから1日は始まる。当然、トイレだったり、朝シャワーだったり、多少順の入れ替わりはある。諸々の準備が整ったあと、コーヒー片手に新聞を開くことになる。新聞を購読し始めてからの朝のルーティーン。

 朝の新聞の見方は、先ずは各ページの見出しの拾い読みになる。1つ1つをじっくり読み込むのは、また別の時間になる。9月2日の日経新聞の構成は、第1面の後、2~3面が「総合」。ここではさまざまなトピック的ニュースが紹介されている。4面は、「政治・外交」、5面は「経済・政策」、広告を挟み、特集記事が続いた後「金融経済」、「株価」となっている。この後、「国際」、「ビジネス」、「投資」関係の記事が続いている。最後の部分になって、「スポーツ」「地域」「社会」「番組表」等が掲載されている。

 さて、このような日経新聞だが、今日の記事で一番衝撃を受けたのは、「ビジネス」面に掲載されていた、『「スシロー」NY 一皿800円』の記事。

 回転寿司のスシローが10月にニューヨーク市に開店するとのこと。これは米国における1号店らしい。驚いたのはその価格。鮮魚の握りなどを中心とした正統派の寿司が1皿5ドル(約800円)という。更に驚きが倍増したのが、その価格が、「割安に提供する」と表現されていたことである。メニューの構成は、サーモンやマグロ、エビ、ほたてなどのベーシックな握りが1皿5ドル。寿司の価格は、5、6、8、10ドルの4つの価格帯を設け、日本と同じように皿の色を変えるシステムを導入するという。回転寿司のような店構えをとりつつレールの内側に寿司職人がおり、注文を聞きその場で握ってくれる寿司屋さんもある。これは普通の回転寿司よりは価格は高い。しかし、スシローは高級寿司屋ではなく、ごく普通の回転寿司のお店なのである。記事には、『日本の物価感覚では高価だが、チップを不要とすることで米国では一般の寿司店に比べ安価だ』と書かれてある。

 ちなみにアメリカでの回転寿司は、くら寿司がいち早く事業展開をしている。すでに95店舗が営業中で、くら寿司もスシローも今後さらに店舗数を拡大していく予定となっているとのこと。記事の中では、アメリカトランプ大統領がくら寿司の米国会社株を保有していることも書かれてあった。米国での和食ブームは高まる一方とだという。

 こうなると世界各国の食べ物の値段が気になってしまう。共通の食べ物でどれだけの違いがあるのだろう。早速、チャットGPTに聞いてみた。対象物は、マクドナルドのチーズバーガーの値段。調べる国は、今、興味を持っている、日本、アメリカ、オーストラリア、イタリア、スペイン、タイ、ベトナム、インドネシアの8つの国にしてみた。

結果は以下の通り。先ずはチーズバーガーの値段。

日本  約240円~

アメリカ  約300円~520円

オーストラリア  約550円

イタリア  約340円

スペイン  約280円

タイ  約410円

ベトナム  約260円

インドネシア  約290円

 チャットGBTが、更に『「チーズバーガー価格÷平均月収」で、これらの国でどこの国が1番マックが高いかもランキングにしてみます』と聞いてきたのでお願いしてみた。

 数字は、チーズバーガーの値段、平均手取り月収の目安、月収に占める割合の順になる

ベトナム  約260円  約5万円  約0.52%

インドネシア  約290円  約7万円  約0.41%

タイ  約410円  約12万円  約0.34%

日本  約240円  約27万円  約0.09%

イタリア  約340円  約30万円  約0.11%

スペイン  約280円  約31万円  約0.09%

アメリカ  約400円  約70万円  約0.06%

オーストラリア  約550円  約55万円  約0.10%

 こうして数字を並べてみると実に興味深く、考えさせられてしまう。

 

 いつかはロサンゼルスに、「大谷翔平応援ツアー」で行きたいと思っていたのだが、この数字を見たらもう不可能であることを感じる。日本が経済力を増し、円の価値が高まることを願うばかりである。

自転車の安全環境の遅れとさとうさゆり議員の辞職の2つについて書く。

 416日のブログで、自転車への『交通反則通告制度(青切符)』が施行されたことについて書いた。地域毎の実情に合っているのかというのが率直な個人的感想だった。歩行者保護と言いながら、その実、自転車を締め出そうとする都市部に住む人間の発想のようにも感じていた。そして625日には、免許センターでの講師の話のことを書いた。「自転車は歩道を通ってください」。今回施行された法律の曖昧さを象徴する出来事だった。

 さて、このような状況にある自転車環境だが、830日の日本経済新聞の一面記事は、自転車愛好家には胸のすく記事が掲載されていた。

 見出しには『日本で伸びぬ自転車道』とあり、副題には『距離、東京はパリの1割。用地・工事費重く』とある。今回の法律改正で、「自転車は車道を」が明確に示され、歩行者は守られるものの、自転車は車と接触する危険性がより一層危惧されることとなった。歩行者と自転車であれば、歩行者が弱者になるが、自動車と自転車では明らかに自転車が弱い立場になる。ならば、今回の法律改正に伴い、いかにして自転車を車から守るのかという施策も当然必要なはずである。

 海外では、欧州を中心に整備が進んでいると記事にはある。日本国内における自転車通行空間(自転車が安全・快適に通行するために道路上に確保されたスペース全般)の総延長は9841kmとのこと。その内、自転車専用通行帯は全てを合わせても1000km未満で、道路全体の0.1%程度とのこと。自転車の交通インフラが進んでいるオランダでは3800kmの自転車専用道路が張り巡らされている。オランダは日本の面積の9分の1しかないことに更に驚きは増す。ちなみにお隣韓国は、自転車専用道路・通行帯が計5000km近くに及ぶという。韓国の面積は日本の4分の1しかない。日本における道路行政の立ち遅れとお粗末さを感じるのは私だけてあろうか。

 環境にも健康にも家計にも、自転車の持つメリットはとても大きいと思う。とにかく、行政機関には、自転車も守るインフラ整備を是非とも進めてもらいたいと思う。

 話題を変えようと思う。

 先日、youtubeを何気に見ていたら、ショッキングな動画が配信されていた。東京都議のさとうさゆり氏が議員辞職をするという、本人からの報告動画だった。具体的な理由は述べていなかったが、「命を優先し、今を生きる活動を行うため」という表現をしていた。無所属で東京都の千代田区で立候補し、定数1の激戦の中、都民ファーストの現職を破り当選した。当時かなり話題になり、連日SNSでは話題となっていた。当選後の活動は、目まぐるしく、小池都政に真っ向からぶち当たっていき、数々の闇を公に見せしめていった。胸のすく活躍ぶりだった。

 ただ、「大丈夫なのか‥」という一抹の不安も感じていた。マスメディアを通して、政治の闇の部分をこれまでにもさまざま見聞きしている。謎の死で亡くなった政治家も少なくない。そんな中で、今回のさとうさゆり議員の辞職である。「命を優先する」という。法治国家である日本で何が起きているのか。そして何が支配しているのかと考えさせられる。福岡における県議会の堕落ぶりも然りである。国政ばかりに目が入ってしまうが、地方議会にもしっかり目を向けねばと考えさせられる。

 さとうゆかり議員には、今後ますますの活躍を期待していただけに残念でたまらない。何らかの形で復活してきてほしいと強く願っているのは私だけではないと思う。

 

『地球の歩き方 2027~28 オーストラリア』

   先日、借りていた本の返却に図書館に行った。行けば必ず新刊コーナーを経由する。そこに『地球の歩き方2027~28 オーストラリア』が置いてあった。すかさず手が伸びる。

 今からもうずいぶん前、このオーストラリア訪問の機会を得た。もう20数年前になる。期間は約2ヶ月間。拠点になった都市はクイーンズランド州都ブリスベン。ここにほぼ1ヶ月の間、ホームステイをしつつこの地での生活を楽しんだ。スリランカ人のご主人とニュージーランド人の奥様のご家庭だった。共に50歳代のご夫婦。気さくな人柄で言葉がうまく通じずとも「和英・英和辞典」を交互に渡し合い、コミュニケーションを図った。毎日毎日が本当に楽しく、オーストラリアとニュウージーランドとスリランカの3つの文化に触れることができたと感じている。自分にとってこのオーストラリアでの2ヶ月は、これまでの人生を振り返ってみた時、「オーストラリアでの2か月間が、自分の人生のターニングポイントだった」と断言できる。この時を境に、価値観や人生目標が大きく変化した。ブリスベンの後、シドニー、キャンベラ、メルボルン、バースにも滞在した。とにかく全てが新鮮だった。将来、退職後はこの地で生活したいと真剣に考えていた時もあった。

 オーストラリアは広い。面積は日本の約20倍。しかし、人口は2025年の推計で2784万人。国が広い分さまざまな気候が存在する。最北端は赤道に近く、最南端は南極に近い。中央部には砂漠地帯も広がっている。長期滞在したブリスベンは、出国時日本は秋だったので現地はその逆の春の季節。街にはたくさんのジャカランタの木が紫色の綺麗な花を咲かせていた。そして、空は毎日澄み渡る青空が広がっていたのを覚えている。ブリスベンの近くには世界有数のリゾート地であるゴールドコーストがある。ここは1年のうち300日が晴れと言われているほど。ブリスベンも同じく滅多に雨が降らない。

 懐かしさに駆られてページをめくる。最近は東南アジア系の本ばかりを見ていたので、添えられている写真には、熱帯特有の暑苦しさはなく、多くの写真からは爽やかさを感じさせられる。

 本を見ながら、当時のことをいろいろ思い返してしまう。この地へは、20人のメンバーで赴いた。日中は『仕事・研修』、夜はステイ先で文化交流。20人がバラバラになり、それぞれ異なる職場・家庭で過ごした。週末は気の合うもの同士で集い、シティでビアを飲みつつ情報交換をしていた。今思えば夢のような毎日だった。観光目的ではなかったので、いろいろな都市に行ってはいるが観光地にはほとんど行っていない。本には、いろいろな観光スポットが紹介されているが、全く馴染みがないことに気付かされる。そういえばメンバーの中の一人は、この時知り合った現地の人と後に結婚し、オーストラリア人になった。

 再びオーストラリアに行くとしたら、ブリスベンとパースに行きたいと思う。ブリスベンは1ヶ月近く滞在した都市なので、当時行っていたところをもう一度尋ねてみたい。もう断片的な記憶しかない。ずいぶん変わっているのだろうと思う。そしてもう一つがパース。とにかく綺麗な街だったという印象が強い。仕事が終わって、連日10kmほど走っていた。どこを走っていたのかなぁと本の中の地図を見ると、市内中心部を流れるスワン川に沿って走っていたようである。日常の足となる車も自転車もなかったので、見た範囲というのはごく限られた街の一角だったとは思うのだが、綺麗でのどかな、ゆったりとした大都市という印象が残っている。しかし、今手元にある地球の歩き方を見ると、パースの紹介ページには、高層の近代的建物が無数に載っているではないか。時間の流れを感じてしまう。

 本では、旅のモデルルートが期間に応じて提案されている。「2都市周遊」、「1~2週間」、「2~3週間」、「1か月以上」といった感じ。『旅の予算』は、ケアンズ・ゴールドコーストまで安い時で往復5~8万円、ハイシーズンは12万円。『宿泊費』は、バックパッカーズホステルドミトリーで140~90ドルとある。どこに泊まるかは、これはインターネットの予約サイトで予算に応じて探すのが良いようである。そして、気になる食事だが、『食費』に関しては、日本の約2倍程度と思っておいた方がいいとある。ホテルのランチで約25~50ドル。現在1オーストラリアドルはおよそ115円。ちなみに広大な国土であるオーストラリア内の主要都市間の移動には、飛行機が料金も手頃とのこと。

 図書館で見つけた『地球の歩き方 オーストラリア』から、遠い昔の記憶を思い出しながら書いてみた。

ネパールもいいかもしれない。しかし‥‥。

 先日、例のバンコク友の会のメンバーから、「暑気払いに、焼肉でも行きませんか」とメールが来た。連日の猛暑で、喉は渇き、栄養も欠乏気味だったので、即答でOKの返信をした。焼肉屋にいつもの3人が集合する。そして、いつもの如く酒を飲み出せば「旅」の話になる。メンバー共通の同級生が最近バンコク旅行から戻ってきたとのことで、自然とそのあたりから話は広がっていく。今年中の海外は、皆、現実的には難しいので、来年に向けていろいろ考えを述べ出す。D氏は愛妻とのバンコク行きの意思が強そうである。J氏は、既に若い頃いろいろ行っているので、特にここに行きたいというのはあまり言わない。なので、ならばインドに行こうと水を向ける。J氏に言わせれば、「インドはとにかく体力がいる」という。とにかく全てが「凄い国」だという。具体的内容は、主観に左右される部分もあるのでここでは書かないが、その「凄い」を自らも益々体験したくなってしまう。そのJ氏が、「インドまで行くならそのままネパールに行くのも面白いよ」という。それを聞き、ググッと前のめりになってしまう。実は、図書館から「地球の歩き方 ネパール」を借りていたのである。何かのお導きかもしれない。

 最近は登っていないが、山登りも好きなので、トレッキングも含めて興味がある。日本最高峰の富士山に登った時、「もう日本にはここより高いところはない」と思った時、興奮と感動を覚えたことを思い出す。当時、次は海外の富士山より高いところを目指してみたいと思ったりもした。しかし、それから時間もずいぶん過ぎ、「わざわざ登らなくても、できるだけ近いところで仰ぎ見るだけで十分」と考えるようになった。ならば自ずとネパールという国が頭に浮かんでくる。だからといって、この国のことをよく知っているわけではない。ヒマラヤ山脈を抱えるインドの北側にある細長い小さな国という程度の認識しかない。調べてみるとネパールは、面積が北海道の約2倍弱、人口は約3000万人。ちなみにネパールから日本に働きにきている人は約30万人いるそうである。首都カトマンズ。カトマンズの標高はおおよそ1400m、ネパールの平均標高は2500~3300mと言われている。つまり国の半分近くは、その標高が富士山より高いことになる。カトマンズからエベレスト山頂までの直線距離は160~170kmほどとのこと。このように数字を並べていくと少しずつ国の地形的概要もつかめてくる。

 ネパールに、いろいろ興味を感じていたら、今日の日本経済新聞にネパールに関する記事を見つけた。記事の見出しは、「ネパールで洪水、380名不明」とある。

 場所を特定するため地名をグーグルマップに入力する。カトマンズの北に位置する場所だった のだが、マップには、既に『洪水』の表記が2カ所ある。併せて『地滑り』の表記も。驚くとともにちょっとした感動を覚えてしまった。

 さて、この洪水で行方不明になっている約380名の内、290名は、インドやマレーシア、米国などの外国籍の旅行者とのこと。日本人の有無は明らかになっていないという。「ネパールに洪水が起きるほどの大雨が降るのか?」などと思っていたら、なんと夏季は東京よりも降水量が多く、7~8月は東京の2倍ぐらいの降水量となっているではないか。記事には、「ネパールでは毎年6~月を中心にモンスーンによる雨季が続き、土砂崩れなどで犠牲者が出ている。」とある。標高差があるので川の流れも急なのだろう。2023年に起きたネパール大地震では9000名の死者数が出た。今回の洪水、そして地震と、ネパールの自然災害には、もしも旅行に行くのなら要注意であることは間違いない。

 全くの余談ではあるが、宮本輝著『草原の椅子』という本を読んだことがある。佐藤浩一主演で映画化もされた。この物語で出てくるのがパキスタンにあるフンザという都市。このフンザは世界最後の桃源郷と言われている場所でもある。映画では美しい自然と厳しい山岳地帯も描かれていたように思う。「ネパール」と聞くと、なぜかこのフンザを連想してしまうのである。

 おっと、話があちこち飛んでしまっている。これから『地球の歩き方 ネパール』をじっくりと読み進めていこうと思う。

 

日経新聞から記事2 つ。ロボットがボルトを超えた!!!

 日本経済新聞を購読するようになり、数ヶ月が過ぎた。

 学生時代にも読んでいた。社会人になってからは、「投資」を知るためにも、経済の動きを把握せねばと思い、ただ日経新聞のすごい量の情報を毎日消化することは困難だと感じ、新聞ではなく、『日経ビジネス』という雑誌を定期購読していた。「日経」という言葉には、このような経緯の中で、まぁ割と身近なものだったように思う。

 そして今、再び日本経済新聞を読むようになった。毎日読むようになり、世の中の経済の動きが大きな潮目の中にあることを痛切に感じている。世界をリードしていた頃の日本はもうない。日々の記事の中心は、AIとその関連である。当然その中心はアメリカなのだが、そこに中国が割って入ってきそうな勢いである。「覇権国家」であるアメリカの地位が中国によって脅かされている。それは経済面に限らず、防衛の面でも。このような時代の大きなうねりの中にある現代社会にあるからこそ、紙面では、日本経済が「世界の中の日本」という視点で語られていることが多いように感じる

 824日の記事でも「おっ!!」と目を引くものがいくつもあった。その中の一つが人型ロボットに関するもの。記事の見出しは、『中国で「人型ロボ運動会」』とあり、タブタイトルには、「100m 932 ボルト氏超え」とある。

 この大会では、「サッカーや卓球、格闘技など、運動会の競技種目の一部も演示した」と綴られている。そしてタイトルにあるように、人型ロボットが100m932で完走した内容で締めくくられていた。ロボットの開発がここまで進んでいるとは思いもしていなかった。身体可動の単純機能では既に人間を超えている。これに生成AIの人工知能が高度に組み合わさっていけば、もうそれはターミネーターの世界ではないか。自ら考え行動するロボットができた時、そのことが人間の幸せにつながっていくのだろうか。この記事には結構衝撃を受けた。

 二つ目の記事になる。

 タイのバンコクに行ってから、もう半年になろうとしている。街から感じる熱気に魅了され、以来、再びこの街を訪れたいという思いは今も変わらない。仏教徒の国で穏やかな国民性を感じていたのだが、今日の記事には、正直驚かされてしまった。見出しは『タイ、銃購入規制強める』とある。今月の7日、バンコク郊外にある学校と住宅で銃撃であり、多数の死傷者が出たとのこと。犯人は14歳の男子生徒。この事件を重く見た政府が銃規制の動きを強めているという。記事には、タイの銃所持に関することも書かれてあった。なんとタイでは、犯罪歴がなく、精神状態に問題がなければ登録制で銃の保有が認められるとある。そして、2017年時のタイ国内の民間保有銃は1034万丁、人口100人あたりでは15丁という。インドの5丁、中国の4丁を上回り、東南アジアでは最大の銃保有比率であるとも書かれている。そして極め付けは、「銃福祉制度」と言われているもので、退官した公務員や軍人らが市場価格より安く銃器を購入できる仕組みがあるという。しかも数に制限なし。この制度を利用し市場価格より安く購入し、一定期間保有した後に売却するという。この仕組みが投資手段として機能し、結果的に銃流通を促しているという。しかも銃取引の4割程度が闇市場とのこと。タイで調達された銃が近隣諸国へ流出している事実もあるようである。確かに、バンコク市内を徒歩観光していた時、アーケード街の一角に銃器店らしきショップが数軒固まってあったのを思い出すことができる。てっきりモデルガンのショップだとあの時は思っていたが、本物の銃を販売されていたのかもしれない。

 日本は銃刀法で厳しく規制されており、銃による犯罪を見聞きすることはほぼほぼない。

 大好きな都市の、大好きな街に、銃保有者が多数いることを知ると、街に感じる好感度もなんとなく萎んでいくことを感じてしまう。

 世界基準で見れば、日本の感覚が普通ではないのかもしれない。この記事もかなり衝撃的だった。

福岡往復車中泊2日目。

(前回からの続き)

 昨夜の宴で心地よく酔いが回り、その夜は瞬く間に眠りにつくことができた。だが、夜中に目が覚めてしまう。

 実は、もう一つ忘れ物があったのである。横になった際、身体に掛けるものを持ってきていなかった。出発の地の気温は30度を超えていた。夏も終わりの頃であればタオルケットや3シーズン用のシュラフを準備していたと思うが、今はまだまだ夏の真っ盛り。そこまで気は回らなかった。

 目が覚めた時、身体に掛けるものが欲しいと感じた。寒さを感じているわけではないのだが、お腹周りに乗せたいと感じた。しかし、何もない。仕方がないので折りたたみのキャンプマットを身体に乗せる。ないよりマシかという感じ。そしていつの間にか再び眠りについていた。

 目が覚めたのは、午前6時過ぎ。外は気持ちのよい青空が広がっている。歯を磨き、顔を洗い、衣服を整えて出発する。先ずは早朝の温泉。行くのはいつもの筋湯温泉『うたせ湯』。

 ここは朝6時から入ることができる。ここから車で10分程度の距離になる。車窓から見える草原が陽に照らされ眩しい。最高の景色が広がっている。

 まだ6時台なので貸し切状態だろうと思っていたら、先客が一人いた。途中からは完全貸し切状態になる。贅沢の極みである。

 サッパリ気分で、いよいよ福岡目指して出発する。その前に、腹ごしらえは欠かせない。モーニングコーヒーも飲みたい。「コンビニ」をGoogleマップに設定する。目的地までは約120km3時間かからない距離になる。集合時刻は3時半なのでかなり余裕がある。行きたいお店もいくつかあるので寄り道しながら行こうと思う。

 福岡に下道で行くようになり、もう何回目になるのだろう。年に2~3回は行くのでそれなりの回数にはなる。帰り道のルートは、福岡市内でいろいろコースが分かれるが、行きはだいたい同じコースになることが多い。

 福岡市内に入り、いくつかショップ巡りをしたのだが、とにかく日差しが強烈で、楽しいはずのショップ巡りもテンションが上がらない。急場をしのぐためにスリーコインズで以前購入していた折り畳み傘を差してみるが、日差しの強さを防ぎきれない。強目の風が吹けば、作りが弱々しいためか傘が跳ね上がる。

 咳が止まらない。ここしばらく込み上げてくるような咳が出ていた。そこにこの暑さ。7月下旬からの疲れも蓄積しているのかもしれない。この暑さが異様に身体に響く。体調を崩しかけているのかもしれない。

 とにかくこの暑さがきつい。矢も盾もたまらず、晴雨兼用の折りたたみ傘購入のため「ロフト」に駆け込んだ。軽さ重視のものから頑丈なものまで、いろいろな商品が並んでいる。熟慮の末、頑丈なものを選んだ。大都会の福岡天神では男性も日傘を差している人が少なくない。我が街はどうだろう‥。ここまで暑いとそんなことも思っていられない。ロフトを出て早速その日傘を使う。

 今回の福岡行きの目的だった会議も無事終了し、帰路に着く。実は帰りも行きと同じく、途中で車中泊をする予定でいた。しかし、持ってきていないものが多く、咳も相変わらず出ており、少しばかり体の疲れも感じていたことから、そのまままっすぐ帰ることにした。温泉くらいは入って帰ろうと考えたが、とにかく咳が止まらない。ただ熱は出ていないように感じた。早く帰宅しゆっくり体を休めたいと思った。

 当初、23日で計画していた福岡往復車中泊はこうして終わった。完全に不完全燃焼である。翌日、咳がきつかったので病院に行く。幸いに熱はない。薬を処方してもらった。

 いよいよ来週からは9月に入る。早く体調を回復せねば‥‥。