ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

四国一周車駐泊旅 =8日目=

 今日はロングドライブになりそうである。四国南西部をぐるっと回る感じ。先ずは、宿泊地とした“道の駅かわうその里 すさき』から、足摺岬を目指す。距離114km、時間にして2時間20分余り。結構遠い。昨日の内に先に進んでいたのが良かった。天気も良く道路も快適。途中に『四万十町』があるが、ここは前回来た時、川沿いを走った記憶が残っている。清流四万十川には立ち寄らず、そのまま進む。足摺岬の付け根部分に土佐清水市がある。岬に向かうその先は、木々に覆われた場所なのだろうなと想像していたら、ホテルも学校もある結構大きな街があった。これにはかなり驚いてしまった。室戸岬との違いは何なのだろうと少し考えてしまう。駐車場に車を預け、岬の先端に向かう。室戸岬は岩場の多い海岸だったが、ここは切り立った絶壁。見事な風景が広がっている。

展望所が数箇所設置されており、遊歩道も整備されている。ただ平日ということもあるのだろうが、観光客はまばら。“絶景スポット”の表示に導かれ、さらにその先にある展望台に行く。なんと、そこには白衣を身につけたお遍路さんが1人いる。なにやら手帳に熱心に書きこんでいる。「こんにちは」とかけると相手も顔を上げ挨拶を返してくれたのだが、なんとその人外国の方。展望台からの景色を堪能しつつも、「何故に外国人が?」の疑問符が頭の中を支配する‥‥。景色を写真に収めた後、その外国人に近づき、「Do you speak English?」と話しかけると、あまり日本語は話せない様子。ならば英語で聞くしかない。どこからの問いには『フランス』、どのくらい日本に滞在しているのかと聞くと1〜2ヶ月ほどとのこと。これまでに東京・大阪・京都・北海道にも行ったとのことで、今は四国を巡っているということだった。年齢を聞き忘れてしまったが多分20代だと思う。遍路笠を被り、白衣を身につけ、手には杖。お遍路3点セットの堂々のたたずまい。日本文化を楽しんでいるようである。会話の最後に「頑張って」とポーズ交じりの日本語で伝えた。「Have a nice day!!」と相手からの返答。自由さと行動力、素晴らしいなぁと車に戻りながらその時の会話を思い出していた。

 さて、この「お遍路」という文化について少し調べてみた。四国に入り、多くはないものの、その姿はあちこちで見かけた。これは四国八十八カ所の札所をお参りすることをいい、全てを回れば、その距離1100km、車や自転車だと1300kmの距離の移動となるらしい。かかる日数は徒歩で約40〜45日、車やバスツアーで10〜12日、自転車で約20日。そのため一気に全てを回るのではなく、数回に分けて回るというのが一般的なようである。これにかかる経費は、当然日数が長くなればその分経費が嵩むことになるので、徒歩の場合、40〜45万円+交通費、自転車の場合20〜25万円+交通費、車やバスツアーだと15〜25万円程かかるらしい。四国八十八カ所を回る衣装に決まりはないらしく、よく見かける装束を身につけるのは、気を引き締めるという意味合いのようである。なお、各札所で御朱印帳にもらう印は有料で1箇所あたり300円の費用がかかるとのこと。88ヶ所も回れば結構な額になるなぁと余計なことを考えてしまう。しかし精魂込めて回っている方々を見ているとなんだかいいなぁとも感じてしまう。回り切ったその先に何があるのだろうといろいろ考えてしまう。

 足摺岬に38番目の札所『金剛福寺』があったので寄ってみる。お遍路さんもちらほらいた。

 足摺岬を出た後は、四国西岸部を北上し、三崎港に近い所まで進むことにする。宿泊ポイントは、いつもの如く「道の駅」「銭湯」「食事」である。そして四国旅最後の夜に相応しい場所が見つかった。宇和島市にある『道の駅 みなとオアシス うわじまきさいや広場』。この道の駅は、中心市街地に近い場所にある。調べてみるとこの近くに居酒屋もあるではないか。銭湯で汗を流し、服も当然着替え、近くに見つけた“高評価”の居酒屋『球月』を目指す。夕刻早い時間だったこともあり、店内には他の客はなし。カウンターに通され美味しいお酒と料理をいただく。ご主人との会話も楽しく、中居さんも加わり楽しく四国最後の夜を過ごすことができた。

 今日は、実によく走った。その距離236km。途中経由地は『足摺岬』のみである。