神戸到着後、そのまま大阪に移動し、トータル2泊することになった。
宿泊地は大阪府茨木市。これまでに数回来ているが、来る度に「いい街だなぁ」と思う。JRと阪急が並行するように走っており、交通アクセスが抜群にいい。人口規模も適度に大きく、商業施設も不足はない。そしてなによりも素晴らしいと思うのが、街のど真ん中に「おにクル」という市民のプラットホームのような複合施設を作ったこと。子育て中の親、学びの途中にある子ども達、もちろんビジネスマンにとっても有益であるというコンセプトで作られている。そして建物の外には十分な広さの芝生が広がっており、この上で子ども達が走り回っている。そして週末にはテントが並びフリーマーケットが展開され色々なイベントも企画されている。まさに市民の集いの場である。
そしてもう一つ素晴らしいのが、JR茨木駅のすぐ近くに建てられている「立命館大学茨木キャンパス」。これも街の真ん中にある。そして市民開放型の経営が行われている。校舎の外に広がるグランドには遊具が設置されており、また、ご高齢の方々向けのアスレチック器具も配置されている。まさに幼児からご高齢の方々まで、すべての世代の姿を見ることができる。当然、そこには立命館大学の学生もおり、ここで学ぶ学生の姿を子ども達が見ることができるのも大きな魅力だと感じる。建物の中も一部共用されており、コンビニやカフェ、図書コーナー、エントランスに設置された椅子やテーブルも利用できる。


と、いろいろ茨木市について書いてみたが、これぞまさしく「子育て支援」のよい手本のように感じてならない。SDGs、ゆわゆる「持続可能性」とはこのようなことを言うのではないだろうか。全世代が「いい街」だと感じ、そこに住み続けたいと思うことが、すべての根底には必要なのだと思う。
おっと、旅日記のはずが、少し脱線してしまった。
大阪を出た後は、当初の予定通り「奈良」を目指す。奈良も色々魅力的なところが多いが、その中から選んだのは「法隆寺」。行ったことがあるのかないのか、記憶が定かではない。高校の時修学旅行で行ったような気もする。場所を調べてみて驚いた。てっきり奈良公園の付近にあるのかと思っていたら全く違う場所にあるではないか。世界遺産の法隆寺に失礼きわまりないと反省してしまう。境内に入るのに2000円は高いなぁと思いながら、もうここに来るのも最後かもしれないと思い入場。2000円の意味が入ってわかった。とにかく広い。五重塔をみて終わりのような先入観を持っていたが、国宝指定の複数の寺院、そしてその中に収められている同じく国宝の仏像の数々。見応え十分であり、静寂の中にある空間も心地よく、空には雲ひとつなく、素晴らしいひとときを過ごすことができた。

さて、この後は「高松塚古墳」を見に行く。飛鳥時代の舞台になった場所。石室に描かれた壁画で有名になった場所。その次に「石舞台古墳」を見る。歴史の教科書でお馴染みの風景を見ることができた。ずっと以前に来たことがある場所。石室の壁画が発見される前だったように思う。記憶にある風景と大きく違っていた。

さて、この後は少しでも伊勢神宮に近づいておきたいところだが、もう一つ寄りたいところがあった。奈良県吉野。桜で有名な場所である。調べてみると桜の時期は、4月中旬頃まであり、もう遅いだろうなと思いつつ車を走らせた。かなり遠く到着までに結構時間を要した。行ってびっくりしたのが、展望スポットに向かう道がとにかく狭いということ。狭い道の脇にお土産屋や大小様々の宿泊施設が立ち並んでいる。ハイシーズの時はどうなっているのだろうと考えると、満開の桜を見たい気もするが、絶対に近寄りたくないとも思ってしまう。大大大渋滞の覚悟が絶対に必要だと思う。
こうして、大阪出発後第1 日目を終えた。今日の宿泊地は、「道の駅 伊勢本街道御杖」。到着したのは、21時に近い時間だった。10台ほどの車が止まっており、車中泊体制に入っている。今から食事をとりゆっくりしたいと思う。無事初日終了に乾杯なのである。
本日の走行距離166km。結構走っている。