ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

バンコク4日目。タクシーの中での会話で知るバンコク事情!!

 タクシー借り上げデイツアーの出発。それも単独。車の中は当然冷房が効いている。連日、移動の際は汗だくだったので快適この上ない。今回の借り上げ料金、日本の感覚から言うと信じられないほどの安さだと思う。

 ドライバーはDeawという名の男性。歳を聞くと42歳という。家族の写真を見せてくれつつ自己紹介をしてくれる。今日のルートを再確認し、先ずは両替所に行ってほしいと伝える。日本円をタイバーツに換えないと料金が払えない。クレカ利用が基本だが個人間のやり取りはキャッシュが必要。そしてチップの支払いにも現金が必要になる。

 移動中は、片言の英語でやり取りをしていたが、会話の質に自ずと限界が生じる。運転中ではあったが、途中からスマホの翻訳ソフトを利用し、日本語とタイ語で話をすることにした。

 移動中にいろんな話をすることができた。Deawはタクシードライバーが本職ではなく、現役のジュエリー職人とのことだった。彼が作ったアクセサリーの写真をいろいろ見せてくれる。なかり手の込んだ装飾品を作っている。家族で工房を営んでいるとのこと。今は素材の銀の価格が上がりすぎ、これに連動して商品価格も高くなり、そのため売れなくなってしまっていることから、副業的にタクシードライバーをしているとのことだった。

 移動中の彼との会話はバンコクを知る絶好の機会になった。バンコクに来て不思議に思っていたことをいろいろ尋ねることができた。先ずはやっぱりバンコクの交通事情になる。なぜにこうも車が多く渋滞しているのかを早速聞いてみた。

 彼は言う。「ほとんどの人が自動車を所有しており、車で通勤している。そのため政府は、バンコク市内の地下鉄の整備を急ピッチですすめている。市内のいたるところで工事が行われているのは、ほとんどが地下鉄工事」という。このため車線が奪われ渋滞が発生しやすくなるとのこと。

 スクターについても聞いてみた。

 基本的にヘルメットを被らないといけないのは運転者だけとのこと。後ろに乗るものにヘルメット着用の義務はないらしい。スクーター運転手の日本では考えられない無謀とも思える過激な運転や、交通モラルやマナーについても聞いてみた。警察による取り締まりはないのかとも聞いてみる。これに対して彼は言う。以前、バンコク市内で(程度の程はよくわからなかった‥)暴動があったとのこと。「その際、警察は出動しなかった」と笑いながら言う。こんな会話をしている最中も、信号機で止まるとその脇をスクーターがすり抜けていく。割り込みも当たり前。とにかくギリギリを攻めてくる。ヒヤっとすることも度々。しかし思う。ライダーテクニックが皆すこぶる上手い。危ないと思うのだが車の流れを遮ることもなく流れに乗りつつバイクを自在に扱っている。驚くのは後ろにノーヘルの人を2人3人乗せて走っているということ。後ろに乗っている人も慣れたものでスカートやサンダルは当たり前、中にはスマホの操作をしている人すらいる。「地球の歩き方」によると、スクーターを使い人を運ぶ彼らのことを『モーターサイ』『シーロー』というとのこと。“やっぱり”と、感じた記述がこれ。「転倒して骨折したり、車と車の間をすり抜ける際に膝をぶつけて怪我をする人も多い」とある。

 バンコクにきてから歩行者目線で車を見ていたが、今日初めて車目線でバンコクの道路事情を感じている。繰り返しになるが本当に車が多い。これに合わせて車線も4車線、5車線あるがこれでも渋滞が発生している。これには本当にびっくりした。

 そして、これはドライバーとの会話ではないが、バンコク中心部の道を歩いた時の率直な感想なのだが、交通量が多いにもかかわらず、横断歩道があまりないように感じたのである。信号機のないところを横断するには、車の流れを見極め、巧みに車を避けつつ渡らないといけない。が、これは旅行者の話。基本的にタイの人はあまり歩かないらしい。そんな国民性もあり、自然と車優先社会になっていったのだろうと勝手に想像してしまった。

 一連の交通事情についてのDeawの会話で、彼が最後に締め括ったのは、「ドライバーは、絶えず緊張感を持たなければならず、同時に集中力と条件反射は不可欠」とい笑いながら言った。

 走行しているうちに車は、最初の見学地の『王宮』に着いた。