久しぶりに県立図書館に足を運んだ。
12月1日のブログで書店への大好きな想いを少しばかり書いた。同様に大量の本が並ぶ図書館も大好きである。
図書館に着き、先ず雑誌コーナーに行くのがいつものパターン。ところが今回、あることに気づいた。本が置かれていない棚がいくつも目につく。棚には廃刊・休刊のお知らせの紙が貼ってある。その数が異様に多い。
出版業界の不況が言われ始めずいぶん経つように感じる。SNSの一般化に伴い活字離れが進み、多くの人が本を読まなくなってきたと言われる。そして原油高に伴う資源価格の高騰がそれに拍車をかけている。本の価格が高くなっていることに驚かされる。
多くの雑誌で発行部数が減っていると聞く。棚に貼ってあったお知らせの紙が気になり、「廃刊・休刊」になった本を調べてみた。その数多数!! その中には愛読していた雑誌もあった。以下は2020年に入ってから廃刊・休刊になった主な雑誌である。また「月刊」から「季刊」に移行した本も少なくないようである。
週刊朝日(大衆向け情報・週刊誌)
イブニング(青年漫画氏)
電撃G's magazine(アニメ・ゲーム雑誌)
近代柔道(柔道専門誌)
ボクシングマガジン(ボクシング専門誌)
GiGS(音楽誌)
演劇界(歌舞伎専門誌)
まんが4コマぱれっと(4コマ漫画雑誌)
おかずのクッキング(料理番組のテキスト)
Seventeen(女性向けファッション情報誌)
フォトテクニック(デジタルカメラ雑誌)
週刊パーゴルフ(ゴルフ雑誌)
サラブレ(競馬雑誌)
ワンダーフォーゲル(登山専門誌)
日本カメラ(カメラ・写真に関する月刊誌)
ミセス(婦人向けファッション誌)
東京ウォーカー(都市情報誌)
アサヒカメラ(日本最古の総合カメラ誌)
カメラマン(月刊カメラ雑誌)
コンフィデンス(音楽ランキング情報誌)
情報は、インターネットで、しかもスマホで簡単に取れる時代である。わざわざ雑誌を購入してまで、というのも理解できないわけではない。
しかし、知識や視野を広げるという意味で雑誌・書籍の果たす役割は、将来にわたってとても大きいものであり続けると強く思う。