ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

日本一高い家賃は、月額571 万円!!! 「ラ・トゥール代官山」

 本日の驚きのニュースは以下のとおり。日刊ゲンダイデジタルで報じていたネットニュースである。概略は以下のとおり。

 

○現在、日本一家賃が高いのは東京都渋谷区鴬谷町にある「ラ・トゥール代官山」。

○JR山手線渋谷駅と東急東横線代官山駅から徒歩8分。駅前というわけではない。

○鉄筋コンクリート造りの地上7階・地下1階建てで総戸数は139戸。

○ゲートからエントランスまでの60メートルのアプローチは緑豊かな街路樹におおわれ、どの部屋からも広い中庭を望むことができる。ここが都心とは思えないほどのつくりになっている。  

○平均専有面積240平方メートルで、パーティールーム、フィットネスルーム、キッズルーム、屋上テラス(バーベキュー可能)などの共用施設が充実している。

バイリンガルコンシェルジュが配置。

○防音部屋付きプラン、2台分平置き駐車場のある専用ガレージ付きプランなどの多彩なプランがある。

○著名な文化人、有名人が住むこともあり、5重のセキュリティーで第三者の侵入を防ぐ。

○この「ラ・トゥール代官山」の最上階の専有面積500平方メートルを超える部屋の家賃が531万円。玄関だけでも通常のLDKほどの広さ

 

 いやはやなんともびっくりの内容である。月額531万円。年間だと6372万円!!

不動産会社のインターネット賃貸情報にこの物件の外観・内観写真が掲載されていた。すべてが規格外である。誰が住み、そしてどんな使い方をするのであろうか。想像すらできない。

 ところが現在三菱地所が東京駅前で開発を進めている「トーチタワー」(2027年完成予定)に、賃貸レジデンスが設置される予定とのこと。レジデンスとは高級なマンションのこと。この「トーチタワー」の立地は東京の玄関口の駅前。そしてこの「トーチタワー」は高さ390メートルで、完成時には日本一の高さになる。広さ400平方メートル以上の住まいも用意される見込みで、関係者によると、「ラ・トゥール代官山」を抜いて日本一高い賃貸住宅になるのではないかといわれている。

 

 増えない所得と物価高、そして目減りしていく年金。日本経済が失速し、人口減少問題も加わり、明日の生活に、更には将来の人生設計に明るい展望を持ちづらくなっている我が国日本の現状。

 しかし、このような物件が作られ、そして売買が成立するということは、「まだまだこの国も豊かなんだなぁ」と、つい呟いてしまう。