ファンディの日々雑感。

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日本一の超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」完成!! そして色々考えた!!

 景気の良いニュースが配信されていた。

 地上64階、高さ330メートルの日本一高いビル『麻布台ヒルズ森JPタワー』が完成したというニュース。 

 11月24日開業とのこと。

 この場所、東京港虎ノ門・麻布台地区。東京駅を真ん中にした時、時計の八時の位置になる。東京駅からの距離4km弱。まさに東京のど真ん中である。

 

 このビルは、「麻布台ヒルズ」と呼ばれる8.1ヘクタールの広大な敷地の中の中心に位置する。麻布台ヒルズには、敷地面積8.1 ヘクタールの約1/3を占める緑豊かな広場とともに、「商業施設」「ホテル」「オフィス」「住宅」「インターナショナルスクール」が設けられるとのこと。この中心にあるのが、超高層ビル「麻布台ヒルズ森JPタワー」になる。低層部には、ファッション・ビューティ・カルチャーなどの商業施設が、中層部にはオフィス、そして最上部には、住居スペースであるレジデンスが入るとのこと。

 ここを開発した不動産大手の森ビルは、構想から30年以上かけ、その事業費は約6400億。スケールの大きさに度肝を抜かれる。高層から完成まで30年である。

 森ビルと聞いて、まず頭に浮かぶのは「六本木ヒルズ」である。以前、この中にある森美術館を訪れたことがある。超高層ビルの中にある美術館ということで、どんなものかといろいろ想像しながら行ったのだが、「さすがだなぁ」と率直に思わせる空間がそこにあったことを思い出す。「麻布台ヒルズ森JPタワー」にも、時代の先端を表現した空間がそこにあるのだろうと思うと、想像しただけでワクワクしてしまう。日本一と聞くと、俄然興味関心の度合いが増す。「行かなければ!!」と熱く思ってしまう(笑)

 

 しかし、この日本一の高さとなる「麻布台ヒルズ森JPタワー」だが、日本一の称号は、短期間でその座を明け渡すことになるとのこと。

 千代田区に2027年完成予定の2027「Torch Tower」が、その高さ390メートルで日本一になるとのこと。

 

 日本の首都、東京のエネルギーの凄さをまざまざと感じさせられる。

 巷では「コンパクトシティ」構想の実現が求められている。これは、『住まい・交通・公共サービス・商業施設などの生活機能をコンパクトに集約し、効率化した都市のこと。または、その政策のこと』をいう。人口減少と今後の社会的インフラの維持にかかるコスト削減もその背景にはある。

 このような視点で考えていくと、日本そのものが大きく人口も減り、特に地方の小規模自治体の多くが消滅していくと予測されている現在、「コンパクトシティ」という概念を飛び越えて「コンパクトネーション」とか「コンパクトカントリー」というところまで行きついてしまうことを想像してしまう。

 このように考えていくと、やはり「道州制」にたどり着いてしまう。九州でいえば、福岡を中心にまとまっていくイメージになる。機能的で地方の特色をより生かすことにつながると思うのだが‥‥。