ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

進む円安のもたらした皮肉な現象、そして衆院補選東京15区と日本保守党

 いよいよGW入り。例年だと、この時期海外旅行者で混雑する成田や関空の様子がニュースで取り上げられていそうなのだが、さて、今年はどうなのだろうか。

 Webニュースでは、『25日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=155円60〜70銭で取引を終えた』と伝えている。以前には「150円」が一つの節目とされ、日銀の為替介入が行われたりするなど、円安進行への歯止め策も講じられたりもした。が、今はそれを大きく上回る155円を突破しても何もなし。円の価値がここまで落ち続けている状況は、1990年以来の円安・ドル高水準とのこと。

 こうなると以前のブログでも書いたが、海外への旅行はこれまでのように簡単には行けるものではなくなった。おまけに欧米の物価高と日本人の所得の伸び悩みが一層、海外旅行を手に届かないものにしている。

 そんな中、非常に興味深い記事を見つけた。

『「ハワイ便の座席が余っている」航空会社が値下げ販売。ホテルが最大50%オフも』のタイトル。FNNプライムオンラインの配信記事。

 記事の中には、

『コロナ前は、ゴールデンウイークは満室になっていることも多かった。今年は多少余裕がある状況。』

『ゴールデンウイークのハワイ旅行の飛行機の座席が余ってしまっている。その空席を埋めるべく、各航空各社が料金を下げて販売している状況。』

『まだ予約が可能な、5月4日・成田空港発ハワイ5日間のツアーが15万9800円という破格の値段で販売されていた。』

『ゴールデンウイーク直前になって、2000~3000円から最大4万円ほど安くなったツアーもある。』

等々の文章が並ぶ。

 皮肉なことだとつくづく思う。

 そうそう大阪から宮崎に戻る際、関西国際空港を利用した。そこには大きなスーツケースを手にしている旅行客が多数いたのだが、聞こえてくる言葉は韓国語や中国語が多い。ターミナル間を移動するシャトルバスの中では、人との距離が近いので余計にそれが耳に届いてくる。一種異様な雰囲気にも感じた。

 外国人労働者受け入れを積極的に進めようとしている政策のもと、国力が弱まっていっている中での日本のこの状況に、少なからず不安を覚えてしまうのは私だけなのであろうか。

 

 さて、「衆議院議員補欠選挙東京15区」が大変なことになっているようである。テレビではあまり取り上げられていないとのことだが、SNSでは、連日関連動画が多数アップされその加熱ぶりが伝えられている。自民推薦候補者不在の中、野党・諸派推薦の議員たちが声を枯らして演説している様と同時に、今回は一部の陣営による選挙妨害的な様子も取り上げられている。野党推薦候補乱立の中、ベストセラー作家百田尚樹氏率いる「日本保守党」が大きな注目を集め、台風の目になっている。

 いよいよ選挙活動も今日と明日のみ。28日投票即日開票。どんな結果になるのであろうか。非常に興味深い。