ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

円安の恐怖、中田敦彦のYouTube大学の解説動画がオススメ!!

   為替相場の動きが激しい。

 2021年からの急激な円安ドル高状況は凄まじいものがある。2022年に日銀による為替介入があり、一時的に上昇曲線は止まり、円高基調に戻したものの、2023年に入り再び円安の進行が進んでいる。そしてとうとう数日前には、1ドル160円を突破し、「34年ぶりの状況」とさまざまなメディアが報道していた。

 輸入に頼る産業構造の日本にとっては、この状況は非常に厳しいものがある。とにかく原料コストの上昇により、ものの値段が軒並み上がり、国民の生活をじわじわと圧迫している。海外旅行は手軽にできることではなくなってしまった。そして国内旅行でさえ、円安に伴う外国人観光客の増加により、宿泊料が上昇し、日本国民は国内旅行でさえ楽しみにくくなってきてしまっている。

 極端な円安による弊害は何となくわかるし、また好ましい事ではないことも理解できる。しかし、これをもたらした原因や解決法、更にはこのことが続いた時、日本の経済状況や国民の暮らしがどうなっていくのか、そして将来日本がどうなっていくのかということについては、分かっているようで分かっていないことが多いことに気付かされる。

 このブログでも、たびたび紹介している『中田敦彦YouTube大学』で、『【止まらない円安・貧困化の恐怖①】1ドル=158円台…円安は日本国民にどんな影響をもたらすのか?』

『【止まらない円安・貧困化の恐怖②】為替介入の最終防衛ラインと国民の対策は?』のタイトルで、現在の為替相場の危機的状況についての解説動画が2つ配信されていた。

 日本どうなる??と、思わずにはいられない。今では当たり前になっている「失われた30年」という言葉も、これの始まりの頃には、ここまでの状況は想像できなかったはずである。しかし、状況は少しずつ悪化し、結果として現在の状況につながってしまっている。政治が混迷する今の状況では、国は当てにならず、結局は自分のことは自分で守るしかないように思う。そのためにも現状の正しい理解と知識は不可欠になる。そんな中での2つのこの動画。多くの人に見てもらいたいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=w7b2ILri8XQ&t=16s

https://www.youtube.com/watch?v=vGUrYEK1B5E&t=13s

 さて、28日投開票のあった、国内3選挙区の衆院補選。このブログでも取り上げ、特に東京15区について書いた。この中で、日本保守党が台風の目となり、多くの聴衆を惹きつけ新しい風が吹き始めていることを書いた。しかし開票の結果は、得票数で同選挙区4番目の得票数の結果に大きな驚きを感じた。ところが翌日からの選挙を振り返ってのジャーナリストや識者の解説動画で、今回の日本保守党の大健闘を伝えているではないか。次につながる結果だともいう。「空中戦」は制したが、「地上戦」が全くできなかったことが敗因とのこと。選挙の難しさを感じさせられる。

 

 そして、ブログの最後には、元明石市長の泉房穂氏がこの結果を見て何を語るのか、楽しみであると書いた。この直後に、このことに関する配信記事を見つけた。『維新・馬場代表に辞任のススメ、補選で非難した立民に惨敗。「総選挙から撤退か代表辞任いずれか」』のタイトル。なるほどと思いながら記事を読んだ。考えてみれば、維新は自民よりも深刻な3連敗ではないか。関西では絶大な支持を得ている維新もなかなか全国区では党勢が拡大していかない。

 

 為替の動きも、その鍵を握るのは国民の暮らしを真ん中に置いた国内政治の安定ではないか。そのためにもしっかりと政治の動きには注視していかねばならないと思う。