経済評論家 萩原博子氏の「マイナ保険証」反対の考えがYahooニュースで発信されていた。「マイナ保険証」をいま作らない7つの理由‥‥この制度は危な過ぎる、と刺激的な表現が見出しとなっている。萩原氏はマイナ保険証への移行に大反対のようである。
記事は次のように始まる。
『まさかの「義務化」
「議員の数の力で、法律なんてどうとでも変えられる」
そう考えているとしか思えない岸田文雄政権の「聞く耳を持たない」姿勢が如実に現れたのが、「マイナ保険証」の義務化です。』
「任意」であるはずが、「強制」に変わっていっていることに憤慨している。
そして「マイナ保険証」反対の理由を7つ挙げている。
①カードを作らない最も大きな理由は、情報漏洩が怖いから。
②近所の「かかりつけ医」では、「マイナ保険証」が使えない可能性が高い。
③手続きが煩わしい。
④紛失、失効のリスクがある。
⑤詳細な医療情報は見られない
⑥マイナ保険証」対応の病院は、窓口での支払いが高くなる
⑦「マイナ保険証」詐欺が増える可能性がある。
賛成反対、いろいろあるのが民主国家である。
しかしテレビでよくお見かけする経済評論家である氏の反対理由がこの7つとは‥‥。
変化することがよほど怖いのか、あるいはネガティブ感が先に来てしまう思考性なのか。
マイナ保険証の利点としてあげられているのは次の5点である。
(1)就職・転職・引っ越しをしても健康保険証として使える
(2)自分の特定健診、薬、医療費の情報が確認できる
(3)同意をすれば医師や薬局に情報を共有できる
(4)医療費控除がラクになる
(5)高額療養費制度の対象となる支払いがラクになる
ただ移行期間の現在は、各庁縦割りの弊害が露呈していろいろ不備な点が指摘されている。滑り出しの段階からパーフェクトであることが望ましいと思うが、走りながら修正していく部分も出てくるのだろう。だからこそ建設的な論議が不可欠である。
この視点で見た時、自民党小野田紀美議員の国会質問は建設的議論として、また国民ファーストの視点からも拍手を送り、そして応援したいと感じた。動画を添付したのでぜひ見ていただきたいと思う。ダイジェスト版なので興味があればぜひフル動画の視聴をお奨めしたい。
このような国会議員が増えていくことを心から望む。
そして‥‥
持つことに意義があり、メリットある「マイナ保険証」であることをを心より願う。