ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

橋下徹氏と東国原英夫氏のやり取りから考えたこと

 このブログのテーマは、「健康」「生きがい」、そして「経済力」である。主体的に生き生きと日々の生活を営む上で、この「経済力」は大きな意味を持つ。

 そして、この「個人の経済的な体力」の構築には、国の政治や政策による影響は大きい。その意味からも、このブログでこのことのニュースを取り上げ、自らの学びの機会としている。最近は、少子化対策や経済政策についての内容が増えてきた。

 

 今、この国の政治のありさまを見たとき、これからの時代を担っていく世代をいかに大切にし、そして責任を持って、将来につながる国づくりをしていこうとしているのか、よくわからないことが多い。今日も高速道路料金の今後50年間の有料体系継続のニュースが流れていた。暗く悲しい気持ちになることがあまりにも多い。

 

 さて、話は変わる。

 昨年末のWEBニュースで、宮崎県知事選についての記事が掲載されていた。タイトルは、『東国原英夫橋下徹氏の新党結成のススメに「橋下さんが顧問なら話は変わってくる」』とある。12月25日投開票された宮崎県知事選で敗れた東国原英夫氏が26日、「ゴゴスマ」(TBS系)に出演し、橋下徹大阪府知事から宮崎発の地域政党の結党を呼びかけられたことについての記事であり、『橋下氏から「来年の統一地方選には与野党が切磋琢磨する二大政党制を形作る意味で、自民から立憲まで組んでいる既存の政党対東さんの政党でやってほしい。地方から二大政党制をつくるべきだ」と東国原新党の結党を促された。』という内容である。

 

 ふと思うことがある。この記事を見ながら改めて考えたことでもある。

 

 地方分権が叫ばれ、「改革派」と呼ばれる知事がマスコミにもよく取り上げられていた頃があった。宮城県浅野史郎知事、三重県北川正恭知事、高知県橋本大二郎知事、鳥取県の片山喜博知事などは記憶にあるのではないだろうか。このとき北川氏のみ51歳で他は皆40歳代の若さで選ばれていた。

 「改革派首長」という言葉をコトバンクで調べてみると、『改革思考の自治体リーダーのこと』とある。そして、『中央集権時代には、知事や市長には国の政策を忠実に実行する行政管としての能力が求められていたが、バブル経済崩壊後、国主導の地域開発や経済振興策が失敗を重ねる中で、地方の創意工夫による政策作りが必要となると、1990年代には各地で新しいタイプの知事、市町村長が出現した。選挙基盤において政党や有力な団体に縛られず、政治手法において情報公開を徹底して旧来の行政における矛盾や無駄を暴露した上で、改革を目指すという共通点を持っている。これらのリーダーは、住民の側に立って既得権を固守する中央政府に挑戦するという意味で、行政官というよりも政治家である。改革派首長の増加によって全国知事会も変質し、財源面での地方分権に関しては削減すべき補助金のリストを作るなど、中央政府と戦う姿勢を前面に出している』とある。

 

 地方自治体として、住民第一の視点でいろいろな改革を行っている自治体が徐々に増えてきていることを感じる。先日取り上げた奈義町明石市子育て支援もその例と思う。

 しかし、多くの自治体は、その財源の多くを国に依存しなければならない状況があり、また根幹の政策は中央省庁が決めているので改革的施策も補足・補充的なものになってしまう。

 

 そこで先程の橋下氏の発言である。地方から国の政治を変えていくという発想。大阪がその例である。橋下氏が東国原氏に地方政党の結成を呼びかけていた。愉快である。大きな決断を期待してしまう。ただ、実現したとしても規模が小さいのは歪めない。であればそのうねりを大きく大きく育てて欲しいと願ってしまう。

 

 「道州制」という言葉がある。宮崎は「九州」に位置付けられる。この「道」や「州」を基礎とする地域政党の連合体としての国政党の結成を夢見てしまう。

 幕末の新政府設立の立役者は薩摩や土佐、長州、会津などの雄藩だった。個が結びついてより強いエネルギーを生み出し、新政府樹立につながった。

 

 2023年の初夢!!

 革新派首長が核となり、地域政党を立ち上げ、そして道・州を単位としてまとまり、最終的には国政政党『新党道州連合』を結成していくという内容。

 坂本龍馬はだれか!? 

 橋下徹氏、辛坊治郎氏、吉村洋文氏、いろいろ名前が浮かぶ‥‥。あっ、女性も当然あり得る。小野田紀美氏の突破力も坂本龍馬を連想させる。

 楽しい夢想である。