ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

呆れるばかりの国会答弁

 昨日に続いて国会ネタになる。

 今日も、YouTubeでは切り抜きを含めて、国会での質疑がいろいろ配信されている。見出しが刺激的だとついつい見てしまう。時間がもったいないので、最近は倍速で視聴している。慣れると結構違和感なく聞けるものである。

 さて、そんな中、今日見た驚きの動画は2つ。先ず一つ目は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との接点が指摘されている盛山正仁文部科学大臣に関するもの。質問の中身は、「政策協定」にあたる推薦確認書に署名したとされる問題。このことについて質問が集中するも「記憶にございません」を呆れ返るほど繰り返えし、その数10回以上。重要案件のはずの契約書に署名をしたかどうかを答えられない。こんな人が教育行政のトップにいるという現実。あまりにも悲しくこの国の不幸でもある。

 そしてもう一つが、派閥からキックバックを受けていた萩生田光一政調会長が、政治資金収支報告書を訂正する際に、不記載だった支出欄を「不明」と記したことについてのもの。具体的には、収入総額・前年繰越額・支出総額・翌年繰越額の全てを不明と訂正し、更には、交際費でも支出の目的や詳細な金額、支出の時期、支払先の氏名・住所の全てを不明として訂正している。このことについて立憲民主党の後藤議員が、「すべてが不明という訂正は認められるのか」と問い正したことに対して、首相と総務大臣は、仲間内の擁護のために恥ずかしげもなく理のない答弁を繰り返し行なっている。

 

 「品格」という言葉がある。辞書で引くと、『その人やその物に感じられる気高さや上品さ』とある。ここに挙げた2つの動画の中の答弁に、この「品格」というものを微塵も感じることはできない。下品であり、浅ましくさもしい限りである。

 

 さて、今日、確定申告の書類をもらいに税務署に行った。これまでだと申告時期に入る前に、税務署から申告書類が送られてくるのだが、今回はまだ送られてきていない。今月16日から申告の受付は始まる。どうしたのだろうと思いながら税務署に行き、窓口にて関係書類をもらった。その際、「例年送られてきていますが、今回、送付はなかったのですか」と聞くと、「郵送していません」とのこと。「国会でゴタゴタしているのと関係がありますか」と尋ねると、「すみません」と繰り返すばかり。対応された職員の方が気の毒になってしまった。

 来週末から始まる確定申告。国会答弁で明らかになった『いい加減な記載』を首脳閣僚自らが行い、首相や総務大臣が追認するかのような現状では、確定申告が始まった後、税務署の方々は、相当に対応に苦慮することになるのではないだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=-u6pWvc_HMU

https://www.youtube.com/watch?v=lLdUsyfKacA