いつの間にか、日付は12月22日。今年も今日を含めてあと10日。早いものである。ここ最近バタバタしていて、年末の頃であるという意識もどこかに行って、今年一年の振り返りや、新年に向けての諸々のことも後回しになっていた。
ブログも停滞気味になっている。久しぶりにパソコンを開き、ブログの更新をと思いキーを叩く。そして書いたのが一段落目の文章になる。
今年を振り返ってみようと思った。以前は「10年日記」なるものを書いていたが、今はこれを書いていない。それに変わるものとして、ここ数年「ほぼ日手帳」が、日記がわりになっている。その日にしたことを時間軸で書き留め、1日の終わりに短くコメントを残すという感じ。日記というよりは忘備録的な色彩が強いかもしれない。

今年は、昨年からに引き続き今年3月末までとある業務に従事していた。多くの人と出会い、また、大きな学びとリアルな社会の「ある一面」を知ることとなった。やりがいも大きく学生時代の学びにも関係し、世の中の有り様を知るということについては日々得難い経験を、仕事を通してさせていただいていた。しかし、仕事は精神的にはかなりきつかった。あの頃は結構仕事の夢を見ていたという記憶も多い。
そしてその後の4月後半からは、念願だった信州車中泊旅に出かけた。約一ヶ月をかけ信州をぐるりと巡った。暦的には春になっていたがまだまだ信州は寒く、標高が高くなるにつれ残雪も深くなり、驚かされることも度々あった。「飛騨高山」「松本城」「長野オリンピックスキージャンプ台」「善光寺」「野沢温泉」「草津温泉」「黒部ダム」「日本アルプスの山々」「ビーナスライン」etc。更には、伊豆半島にも足を伸ばした。今もそれらは鮮明に思い出すことができる。
そしてこの1年を振り返るにあたっては、やはりドジャース大谷選手のことには触れなければならない。毎試合、気一憂しながら応援した。想いが昂じてロサンゼルスまで応援に行きたいと目論んだが、これは円安と物価高が高く聳え立ちあっけなく思いは萎んでしまった。終盤ドジャースのもたつきがあり、ハラハライライラしたものの見事に地区、そしてリーグでも優勝し、ワールドシリーズ進出した。計7戦を戦ったがミラクルが連発し、山本投手の大活躍もあり、昨年に続いてのシリーズ制覇。この時の奇跡のようなプレーが繰り返しYouTubeで発信されているが、何度見ても胸が熱くなる。
そして昨年までの自分との比較で、今年新しく始めたこととしては、やはりなんといっても「英語学習」の再開になる。このことに費やした時間は、中高時代を含めて過去にないほどと断言できる。当然来年も継続し、一定の手応えを感じたいと強く思っている。
新しい展開としては、その他には特筆することはないが、趣味のバイクに乗る時間、機会は昨年と比べ増えたなぁと感じている。また、読書もYouTubeへの偏りから脱却し、今年一年いろいろな本を読んだなぁと感じている。念願だった「竜馬がゆく」の再読も全巻読み通すことができた。残念ながら、高知にある「坂本龍馬記念館」へのツーリング計画は実解しなかったが来年こそは必ず実現させたいと思っている。
先日、親しくさせていただいている元上司の方からメールをいただいた。「元気ですか」のワンフレーズだったが、ご無沙汰してしまっていたこともあり、お礼と共にお互いの近況を交換した。後日、お会いする約束をさせていただいたのだが、この元上司は、既に70歳も半ばにあるのだが、現在月2回の割合で、自宅から50kmほど離れた場所にある楽器教室まで二胡を習いに通っているとのこと。一昨年には、ご夫婦で世界一周クルーズ(ピースボート)にも行かれた。歳を重ねられても好奇心旺盛で、今も新しいことにどんどんチャレンジされている。その生き様は、自分にとって正に人生の教科書のような方である。
ありがたいなぁと思う。いくつになってもワクワクしていたい。
今年もあと数日。改めて今年一年を振り返りつつ、来年の目標をしっかりと定めていきたいと思う。