ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

中国・台湾有事

 『中田敦彦YouTube大学』、毎回興味深く視聴している。テーマを掲げ、そのことに関する様々な書籍を読み解き、わかりやすく解説している動画である。故立花隆氏を思い出す。彼もテーマに沿った膨大の文献を読み、分析し新たな定義を導いていく。考察力・分析力。いろいろな氏の著作を読んだが、毎回新鮮な驚きを感じさせられていたことを思い出す。

 さて、10月8日に配信されたされた『YouTube大学』のテーマは、「中国・台湾戦争の影響で日本で戦争が起こる可能性はあるのか?」である。2回に分けられての配信。2回目の配信は翌日の10月9日。ここで発信された内容は、もちろん一つの考え方ではある。しかし、中国が台湾にどのようなシナリオで接近していき、これにアメリカがどのように関わっていくのか。戦争に発展していくかもしれない一連の流れを必然性を感じさせながら理論展開している。なるほどと頷きながら試聴することができた。

 日々、様々なメディアを通して流れている膨大な情報。事実の確認のみで、それが何を意味するのか深く掘り下げていくことまでは、個人レベルではなかなか追いつかないというのが正直なところではないだろうか。「中国・台湾問題」も隣国のことではあるが、我が事にまでは身近な問題とはなっていない。しかし、今回2つの動画を視聴し、他人事ではないことを痛感した。

 放たれた矢をコマ送りで見たとき、それが的から外れていっているのか、的に向かって飛んでいるのかは分かりづらい。しかし放たれた矢は確実に前に進んでいく。

 中国と台湾の問題も現在進行形の問題である。危機的状況が拡大して行っているのか、良好な関係に修復されていっているのか。これを把握する手がかりが今回の動画の中で分かりやすく述べられている。

 もしも台湾有事が発生したら、日本は確実に巻き込まれていき、その結果によっては今後の日本の存亡にも関わっていく問題だと感じる。だからこそこの「中国・台湾問題」の動向をしっかりと正しく注視していきたいと思った。

 

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