ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

ロサンゼルスからグランドキャニオン、ヨセミテ国立公園、国境超えと想いは広がるのである。

 不思議なものである。

 今、アメリカ西海岸をロスアンゼルスを起点に、旅の計画を立てているのだが、没入の度合いが深まるに従って、思考アドレナリンが溢れ出していることが分かる。気がつけば瞬く間に時間が過ぎていっている。

 

 ほぼ未知の土地だったロサンゼルスもおおよその全体像と共にエリア毎の街の様子も掴めてきたように感じている。ただしスケール感は全くつかめない。これは東京で感じた『街の大きさと深さ』に通じるものがあるのだろうと思う。実際に東京のど真ん中を自転車で走り、実際の距離以上の大きさを感じさせられた。

 ロサンゼルスでの拠点は、ダウンタウンがベストのようであり、そこからだと各エリアへの移動も利便性が高そうである。ダウンタウンエリア、ハリウッドエリア、ビバリーヒルズ、ミッドウィルシャー、サンタモニカが人気のエリアとある。

 

 情報の基本的なことは『地球の歩き方 アメリカ西海岸』で得ている。ロードマップ、各種交通機関ルートはもちろんのことバスの利用の仕方などの細かな事も網羅されており、読み込めばかなりの情報を得ることができる。そして時代だなぁと感じたのが、「デジタル旅行のすすめ」のテーマで、インターネットとデジタルデバイスを使って、旅をより効率よくするためのアプリやサービスが掲載されている。「旅」に特化したアプリの紹介はありがたい。

 

 さて、旅の計画は、ロサンゼルス市内だけでも盛り沢山なのだが、興味は周辺地域にも自ずと広がってしまう。ロサンゼルスの南にはサンディエゴがある。メキシコとの国境にある都市でもある。最近ではパドレスダルビッシュ選手が大型の契約をしたことでこの「サンディエゴ」の名前をたびたび聞いていた。ダルビッシュ選手がこのチームを選んだ理由の一つにこの街の治安の良さを上げていた。ガイドブックにもこのことは書かれてあり、アメリカ人が住みたい都市ランキングでは常に上位に位置しているという。ここに行ってみたいと思ったのは、アメリカとメキシコの国境を自らの足で超えてみたいと思ったからである。入国後72時間以内にアメリカに戻る場合は原則入国ファームが不要という。歩いて入国する場合、荷物検査とパスポートチェックのみで良いとある。入国の地はメキシコのティファナという都市。人口170万人の大都市でもある。なんだか想像しただけでワクワクしてしまう。

 そして行ってみたい範囲を更に広げれば、鉄道利用12時間ほどでグランドキャニオンに行くことができる。いろいろ調べるとここも当然ながら魅力満載の地。東西446Kmにわたって延びる長大な峡谷。朝日と夕日の頃の劇的に表情を変化させる様は圧巻の一言とある。ぜひとも1泊して見るしかない。

 更にもう一つ、以前から一度は行ってみたいと思っていた『ヨセミテ国立公園』。ロサンゼルスから鉄道利用で10時間、バスだと7時間程の距離にある。ロサンゼルスとグランドキャニオン、そしてこのヨセミテ国立公園の位置関係は、ちょうど三角形のそれぞれの頂点に位置する感じになる。このヨセミテ国立公園は、アウトドア雑誌に海外のトレッキングコースとして紹介されることが多く、森と湖と巨大な岩が織りなす景色の素晴らしさが強く印象に残っている。

 

 このあたりが行くことができる限界であろう。日数的にも距離的にも、そして金銭的にも。先ずは条件なしの行きたいところのリストアップはできた。次は詳細な移動計画をもとに必要日数を出していこうと思う。日数が伸びれば必然的に費用はかさむ。ドルベースで考えていくとすれば為替相場の動きが大きな意味を持つことになる。物価の高いアメリカの地。大きく円高方向に振れて欲しいと、計画を立てつつ切に願うのである。