最新動画がアップされれば、欠かさず見るようしているYouTubeチャンネルがいくつかある。その中の一つが『Bappa Shota』。旅系ユーチューバーのShotaさんの旅の動画である。1月10日のブログで氏の動画のことを書いた。8ヶ月前くらいから旅の舞台が国内から海外に変わり、今も以前と変わらない魅力的な動画を届けてくれている。
今回配信された旅の舞台はロサンゼルス。旅のタイトルは、『物価規格外アメリカに1万円持って行ったら円の価値なさすぎて瞬殺破産』とある。
今年の目標の一つに大谷翔平応援ツアーと称して、ロサンゼルスへの旅行を挙げていた。8月末までエンジェルスは好調でプレーオフ進出も現実味を帯びており、是非とも直接応援したいという気持ちが盛り上がっていた。ところが、である。9月に入ってまさかの大失速が始まり、挙げ句の果てには大谷選手の怪我が報じられ、ここ数試合欠場しているというまさかの状況。旅行の目的の1番目は、大谷選手の応援だっただけに、旅行への気分もフェードアウト状態になり、結局今シーズン中のロサンゼルス旅行は見送りにすることを決めた。
しかし、ここに至るまでに「ロサンゼルス」についていろいろ調べ上げていっていた。初めてのアメリカ旅行である。全く知識がないところからのスタート。『地球の歩き方 ロサンゼルス編』で概要を掴み、ロサンゼルス在住のユーチューバーが配信している現地レポートをあれこれ見ながら、移動手段やその利用方法、観光スポットにお薦め食事など、せっかく行くのだから効率よく、そしてあそこに行けばよかったと後になって後悔しないように事前の情報収集を進めていっていた。
ただ、どうしても感覚が掴めなかったのが、アメリカの物価高と円安でどれくらいの費用が嵩んでいくのかということだった。物の値段が高く為替レートで円の価値は下がっていることは理解できているのだが、無限に予算があるわけではないので、この辺りの事情は特に気になっていた。
そんな思いの中にある時、この動画を見た。Shotaさんが 1万円をドルに両替し、それを元に観光を進めていくという内容。衝撃的な内容だった。あっという間に1万円分のドル紙幣がなくなっていく。物価高に円安のダブルパンチの破壊力はすさまじい。動画は、単に値段が高いということを伝えるだけの内容にとどまらず、ロサンゼルスに住む人への「暮らし」についての質問をとおして、そこに住むアメリカ人のリアルな思いと様子を伝えている。
世界1の経済大国アメリカ合衆国。繁栄を支える国民の暮らしもさまざまだということを映像を通して改めて考えさせる内容になっている。
Shotaさんが最後に、「お金を持っている人には優しい国だが、お金を持っていない人には無茶苦茶優しくない国」とアメリカを評している。
来年は、贔屓の大谷選手もエンジェルスを離れ、他チームに移ると噂されている。同じロサンゼルスにあるドジャースが有力候補とある。来シーズンこそ、応援ツアーを敢行し、ロンゼルスの街を体感したいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=cIgR-OPJxx8
