ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

相変わらずのコロナ報道に思うとこ。

 新型コロナ感染症も、いよいよ5月からは2類相当から5類に取り扱いが変更される。このことについては1月20日のブログで、何がどう変わるのかについて詳しく書いた。世界各国をみても、既にコロナの取り扱いは特別なものではなくなってきている。ひるがえって日本を見てみると、今後の方向性が示されたものの以前と変わらない状況が様々続いているように思う。

 例えば、今も様々なメデイアで「感染者数」が報告されている。

 以下は、webニュースで配信された今日のテレ朝ニュースである。報道各社がこれと同じような配信をしている。

 『東京都で19日に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者は992人でした。先週の日曜日より193人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは33日ぶりです。東京都によりますと、18日まで32日連続で前の週の同じ曜日を下回っていましたが、19日に確認された新規感染者は992人で先週の日曜日より193人増えました。直近1週間の感染者の平均は1394人で、前の週と比べて72.4%となりました。入院しているのは1230人で、このうち13人が重症です。重症者用の病床使用率は0.5ポイント上がって13.6%、全体の病床使用率は0.4ポイント下がって23.3%となっています。また、70代と80代の男女合わせて8人の死亡が確認されました。全国の新たな感染者は1万4239人でした。』

 

 これを読みつつ、何を伝えたいのだろうかとつくづく考えさせられた。感染者の数なのか、はたまた増えたことなのか。人数の羅列で伝えたいことは何なのか。

 

 先日、福岡の知人と話をする機会があり、話題はインフルエンザの話になった。今、福岡市は急激にインフルエンザの感染者数が増えていっているそうである。知人の御子息がかよう小学校では、クラスによっては1/3の児童が感染している学級があるとのこと。

 17日に労働厚生省は直近1週間の全国のインフルエンザ感染者数について、定点医療機関あたり12.91人と発表した。

 インフルエンザの流行は3年ぶりであり、今後はこれの感染拡大を防ぐことが重要になる。

 

 にもかかわらず、先に書いたような相変わらずのコロナ報道。この国のメディアは一体どうなっているのだろうかとつくづく考えてしまう。

 メディアの思考力は停止しているのか。影響力の大きさを考えるとこの現状は看過できないものを感じる。