ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

呼子の朝市を堪能する!!

 先日、以前から訪れてみたかった長崎県平戸市方面に出かけた。

 現在住んでいる所からは距離以上の「遠さ」を感じる場所になる。平戸市長崎県の北端。同時に九州の最北西端でもある。佐賀の唐津から呼子、そして伊万里を経由し、平戸に続くこのラインには魅力満載ロードのイメージがある。

 今回も愛車ハスラーでの車中泊旅である。もう一つの愛車「プロンプトン」も乗せた。ただし2泊程度の予定なので準備もほどほど。長期になれば調理関係の道具や衣類もそれなりに多くなるが、ショートトリップなので自炊はなし。

 今回は、唐津の街並み探訪と呼子の朝市散策。そして平戸の歴史探索が主なテーマ。最終ゴールは平戸市生月島の最先端。

 予想はしていたがやはり遠い。

 最初の訪問地は佐賀の呼子。初日は移動のみとし、あちこち寄り道もしながら呼子を目指す。この日は、呼子にある道の駅「桃山天下一」にて泊。ここの道の駅は、道路を隔てた向かい側にセブンイレブンがあり、また車で数分のところに「呼子台場の湯」という温泉、更にはスーパーまでもある。まさに車中泊族には天国のような場所であった。そして、この好条件にもかかわらず利用者が少なく、これ以上望むものはないという道の駅であった。

 更には、このスーパーに寄ったとき、閉店時間に近かったのか惣菜品には「半額」の文字の記された『しあわせの黄色いシール』がまさに貼られる時であった。お得感満載。地元で取れた海産物メインのお惣菜をあれもこれもと買い込み、その夜は車中にて一人宴を楽しんだのである。美味い酒と海の幸を食しつつ、YouTubeを見ながら幸せな夜を過ごすことができた。

 さて、翌日は、朝イチで「呼子朝市」を目指す。週末は結構な人出とのこと。なんとこの呼子の朝市は、日本3大朝市の1つであり、ネットには「見ているだけでも楽しく、更に安い」という言葉が並んでいる。7時30からとあるがお店や露店が出揃うのは8時を過ぎてからとのこと。有難いことに近くに無料駐車場があり、ここに車を止めてその時間を待つことにした。観光客の姿が増え始めた。外国人の姿も目立つ。駐車場の車のナンバーは、県外のものがやはり多い。200m程の通りに70店程の露店が並ぶという。呼子といえば、やはり「イカ」。透き通るイカの刺身が目に浮かぶ。

 さあ、いざ出陣!! 

 いろいろな露店がある。イカはもちろんのこと、玄界灘で取れた魚介類が様々な形で売られている。イカを焼く香ばしい香りも漂ってくる。まず買ったのは「イカしゅうまい」。揚げたてのほくほく。お値段も手頃でペロリといただく。そして次は本命の『いか焼き』。事前に仕入れた情報を頼りに露店を目指す。甘だれの香りが漂っている。注文し早速焼いてもらう。焼き立てを手にし、少し冷まして口に頬ばる。コリコリした食感と甘い旨味が口の中に広がる。「美味しい!!」。同時に「ビールを飲みたい!!」と強烈に思うが、この後は平戸への移動もあり、残念ながらビールは諦めるしかない。この後も、色々な露店を覗きながら朝市を楽しむことができた。サザエの壺焼きやイカの天ぷらも絶品である。

 呼子の朝市はお薦めである。できればビールが飲める環境を整えて訪れることができれば、その楽しみは何倍にも大きくなるだろうと感じた。

 

 さて、今回の車中泊便りは今回ここまで。この続きは、後日改めてアップします!!