ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

立花孝志氏のテレビ販売と新聞購読料値上げについて想うこと

 Webニュースをいろいろ見ていて「へぇ〜!!」と、思わず呟いてしまいたくなった2つの記事。

 1つは、『立花孝志氏が「NHKをぶっ壊すTV」販売に本腰 受信料契約不要のチューナーレステレビ500台即完売』のタイトル。

 政治団体「NHK党」代表の立花孝志氏が、チューナーレステレビ「NHKをぶっ壊すTV」を発売したという内容。価格は3万9800円(税、送料込)、4日までに初回販売分の500台が完売したとある。テレビチューナーがないため、YouTubeやネットフリックスなどの視聴やゲーム等での利用が主になる。

 これの販売に際して立花氏は、「チューナーテレビ、いわゆるテレビを捨てて、NHKの影響を受けないテレビ、NHKと契約しなくていいチューナーレステレビに変えていきましょう」とコメントしている。商品の名前がなんと『NHKをぶっ壊すTV』である。

 良いか悪いかは別として、この人のNHKに対しての敵意丸出しの言動は、「凄まじい」の一言に尽きる。ここまでやるのかと驚くことも少なくない。

 YouTubeなどSNSの発達と一般化の中で、既存のメディアに頼ることなく、個人としての発信が可能になったことで、それをうまく利用し露出を増やし続けている。そしてそのエネルギーは、国政政党を生むに至った。いやはやすごいものである。

 ただこのニュースを見た時、今までこのような商品がなかったことが、素朴に不思議だった。

 

 そしてもう1つが、「朝日新聞が5月から値上げ 朝夕刊セット4900円に」の記事。

 新聞の定期購読をやめて随分日が経つ。かといってコンビニで購入することもほとんどない。なんとなく新聞は1部100円という大昔のイメージが頭にこびりついているのか、この記事を見た時「ええっ、朝刊180円!!」と、素直に驚いてしまった。

 正直高いなぁと思う。ネットで世の中の動きはおおよそ把握できる。またYouTubeでニュースの解説動画も様々ある。そのような中で「新聞にしかできないこと」を得るため180円という対価を支払う。新聞の発行部数が減り続けているという。減り続けている理由に購読料の高さもあると思う。

 朝日新聞は値上げに際し、「報道の質を維持し、新聞を安定発行するため、ご負担をお願いせざるをえない」と理解を求めたとある。これを見た時、「あ〜、新聞はやがてなくなっていくのだろうなぁ」と感じた。