1つ目、
左上腕部の痛みがここ4週間余り引かない。いずれ痛みも引くだろうと呑気に構えていたが、引くどころか痛みが増している感じすらする。いたたまれず整形外科医に行く。実は来週ゴルフの予定が入っており、かなり久しぶりのラウンドだったため、痛みがある間もちょくちょく練習に行っていた。今思えば、これが痛みを長引かせてしまった原因だったように思う。
整形外科医でレントゲンを取り、それをもとにドクターから「肩関節周囲炎」の診断名を聞かされた。いわゆる四十肩・五十肩と言われるもの。「腕が上がらない」「手が後ろに回らない」という症状である。結構ショックで、ドクターにも「これらとは自分は無縁と思っていました」と言ったほど。投薬と運動療法で対処することに。ゴルフのことを聞くと、「するなとは言わないが、パワーヒットは厳禁」と言われ、ビッチングなどでの緩やかな動きであればまぁいいでしょうと言われてしまう。残念だが、今回のラウンドは不参加とした。
体幹は、継続的にトレーニングを続けているのだが、それを支える体のパーツは、やはり年齢を重ねるごとに耐久性や持久性は劣っていくのだということを考えさせられてしまった。もう直ぐ節目となる年齢を迎える。身体を鍛えるだけでなく、ケアについてもしっかり意識していかねばと改めて感じた。
2つ目、
今朝、朝早く目が覚めてしまい、目覚めも良かったため、二度寝はせずそのままジムに行くことにした。ジムに早朝の5時30分に到着。このジム(エニタイムフィトネス)は24時間オープンしており、当然この朝の早い時間も開いている。さすがに誰もいないだろうと思っていたら、駐車場には7台の車が。中に入るとそれと同じ人数の人が汗を流している。若い頃は、朝が苦手でできるだけ長く寝ておきたいと考えるタイプだった。朝からトレーニングなど考えもしなかったことである。しかし、意識のある人はこんな行動をしているのだと目の当たりにしてしまい感心させられてしまった。この時ここにいた人たちは、これが日常なのだろうと思う。夜勤明けかもしれないし、出勤前のトレーニングなのかもしれない。いずれにせよ明確な目的と強い意志がないとできないことだと思う。早朝のジムの熱気に結構感動したのであった。
さて、今日のトレーニングメニューは、前段で書いたとおり左上腕部の痛みのため、トレーニングは脚部と腹筋、そして有酸素運動だけでもちろん終了した(汗)
3つ目、
先週は、連日タイタニック号への潜水艇ツアー事故のことがニュースに取り上げられていた。安否が気遣われていたが、残骸が発見され、乗員5人の生存は最悪の結末になってしまった。
「エベレストは4000人以上、宇宙へは562人、しかしチャレンジャー海溝には7名しか到達していない」という謳い文句で、深海ツアーの希少価値がアピールされているようである。
ニュースでは、今回の5名のツアー客の安否を気遣うとともにそのために、カナダやアメリカの海軍、そして深海で活動する民間企業が救助活動を続けていたことを伝えるとともに、ツアー参加者個々の話題も取り上げ伝えられていた。
この報道番組を見ながら、ウクライナ紛争のことを考えさせられた。
今も続いているロシアのウクライナ侵攻。ロケット弾が街を破壊する様子が繰り返し伝えられてきた。ウクライナ国民の死者数は、4月段階で8500人に迫ると伝えられていた。しかし、今、6月も終わりに近づいている現在のこの国の死者数を伝えるニュースをSNSで見つけることができない。
潜水艇事故では、5人という数が繰り返し伝えられている。しかし今回の紛争でのウクライナ国民の死者数は、これを遥かに超える数なのだが、今ではこのことも伝えられなくなってしまっている。
命の重さに軽重はない。
しかし感覚の麻痺と思考停止や想像力の欠如は、「命」への認識に差を生じさせ、「命を奪う行為」に対しても鈍感になってしまうような気がした。