バイクが好きで、現在の愛車はハーレーダビットソンのスポーツスターXL50 50th Anniversary。世界限定2000台、日本での販売台数200台の内の1台を幸運にも所有することができた。それから早16年ほどが過ぎた。購入した当初は、寒かろうが暑かろうが全くお構いなしに乗っていたように思う。時間があれば愛車と共にいたように思う。そして、ついにはそんなバイク愛を書き綴り1冊の本を出版した。
バイクはいろいろな楽しみ方ができる。ソロでもいいし、仲間とのツーリングもまた楽しい。
実は、私のバイクの師匠が、およそ10年ぶりにバイクライフを復活し、カワサキZ1000というバイクを購入した。今日は、実に久しぶりにツーリングにご一緒させていただいたのである。この師匠、ネイキッドタイプのバイクよりも、フルカウル系がお好きなようで、今回購入したバイクを見せていただいたが、完全なレーサー仕様で、当に「かっ飛びバイク」そのものだった。師匠の復活である。納車祝いを兼ねて、今回210kmほど一緒に走った。私もしばらくバイクから離れていたこともあって、久しぶりにまとまった距離を走ることができた。改めてバイクの楽しさを感じた師匠との今日のツーリングだった。
さて、今回ロングツーリングになった関係で、2回給油を行ったのだが、我が愛車は、なんとハイオク対応なのである。アメリカのバイクだからであろうか。ここ最近、バイクから離れていたこともあり、久しぶりに給油したのだが、その値段、なんとリッター207円!! 山間のスタンドだったからだろうか、この値段にはさすがに驚いてしまった。レギュラーガソリンも今や180円オーバーはあたりまえになったしまった。どう考えても異常である。
ガソリン価格は、ガソリン本体の価格の上に様々な税が上積みされた総額として、消費者はガソリン代を支払っている。様々な税とは、「ガソリン税」「石油石炭税」「地球温暖化対策税」、そして「消費税」の4つである。ガソリン本体価格とガソリン諸税の和に対して消費税がかかっていることから「二重課税」の問題点も指摘されている。
また、現在の異常なガソリン価格への対応策として、「トリガー条項」の発動も一時話題になったが、今はそれも萎んでしまったような気配である。
普段、食料品などを買う際、1円単位で値段を比べたり、衣類などの生活用品を購入する際500円や1000円の違いに敏感になり購入の判断に迷うことも少なくない。なのに、スタンドでは当たり前のように3000円4000円を支払っているこの感覚は、冷静になって考えると異常さを感じる。
しかし、冷静になればなるほど我が国日本の現在のガソリン価格は高すぎである。
このことに対策を打たない政府は、どこを見て政治を行っているのだと怒りに似た感情すら抱いてしまう‥‥
おっと、ハイオクリッター207円から、いろいろ感情が昂ってしまった(汗)。