ファンディの日々雑感。

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北朝鮮ミサイル発射報道について思うこと

 今朝は、テレビで繰り返し北朝鮮からのミサイル発射について伝えている。Webニュースでも様々な情報が届けられている。Yahooニュースに毎日新聞の記事が載っていた。

浜田靖一防衛相は3日午前、防衛省で記者団の取材に応じ、北朝鮮が同日午前7時40時ごろに多数のミサイルを日本海に向けて発射したと発表した。』

 

当初は日本の上空を通過したと報道されていたが、

 

『政府が同日午前7時50分ごろに日本上空を通過したと発表した1発について、浜田氏は「日本列島を越えて飛翔(ひしょう)する可能性があると探知したので、Jアラートでその旨を公表した。その後、情報を確認したところミサイルは列島を越えず、日本海上空で消失したことが確認されたので訂正する。原因は分析中だ」と説明した。』

 

上空を通過していなかったと訂正されている。

 

素朴な疑問が次々に湧いてくる。

 

防衛省のホームページには、ミサイル防衛について次のように記載されている。

ミサイル防衛(MD)について』

 我が国では、ミサイル攻撃などへの対応に万全を期すため、2004(平成16)年度からミサイル防衛(MD)システムの整備を開始しました。
 イージス艦への弾道ミサイル対処能力の付与やペトリオット(PAC-3)の配備など、弾道ミサイル攻撃に対するわが国独自の体制整備を着実に進めています。
 自衛隊は、レーダー、人工衛星、航空機、艦艇などによって、今この瞬間も、我が国周辺の警戒監視にあたっています。
 我が国に飛来する弾道ミサイルに遅滞なく対応するため、JADGE(ジャッジ)と呼ばれる自動警戒管制システムが、全国各地のレーダーがとらえた情報を集約・処理しています。これにより、着弾地点の計算などを自動的に行い、はるか洋上のイージス艦などに瞬時に迎撃を命令することができます。 

 

であれば、今回の事態への日本の対応はどのように理解すればいいのだろう。北朝鮮のミサイル発射でいつも感じるのは、結果として被害が発生していないだけであって、被害が発生するかもしれない可能性がある間、つまり発射されてミサイルが消失するまでの間、「防衛」という視点で日本は何をしているのかと言う疑問である。先に述べたミサイル防衛はスタンバイしているのか。何より驚くのは、ミサイルがどう飛んだのかという情報把握に誤りがあり、訂正していること。こんなレベルなのかと日本の防衛体制に驚かされる。