ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

度肝を抜かれた温泉3つ!!

 久しぶりにスキー場に足を運ぶ。4〜5年ぶりだろうか。場所は九重森林公園スキー場。九州にはスキー場がなんと2つある。宮崎五ヶ瀬、そして大分九重。規模は大きくないが南国九州にあるスキー場。存在自体に価値がある。(佐賀にもあったが昨年廃業)

 今日は風もなく、青空の広がる晴天。来場者はどんな感じかなと思っていたが予想以上に多い。駐車場に止まっていた車を見ると福岡ナンバーが多い。その他にも長崎や佐賀もある。九州各地から愛好者が押し寄せている感じ。地の利の良さを感じた。

 

 さて、スキーを楽しんだ後は、温泉で疲れた身体を癒すのがいつものパターン。このスキー場のすぐ近くに筋湯温泉がある。ここのイチ押しの湯は「うたせ大浴場」。約3mの高さから落ちる18本のうたせ湯はマッサージ効果があり、疲れた身体を癒してくれる。入浴料300円。財布にも優しい温泉である。この「うたせ大浴場」は、ツーリングの途中にもよく立ち寄る温泉でもある。

 

   この他にお気に入りの湯がいくつかある。今回は、度肝を抜かれた温泉という観点で3つを挙げてみたいと思う。1つはこの「うたせ大浴場」。“日本一”のうたせ湯と紹介文にある。源泉掛け流し。うたせ湯のみのシンプルな温泉だが一度行けば虜になること請け合いである。

   次にあげるのは、大分県竹田市にある『七里田温泉下湯』。雑誌で目にしたこの温泉の紹介文には、『あなたが温泉好きなら、この七里田温泉の下湯に未入湯のまま放置してはいけない。人生で一つ損をしている。それほどの湯である。』と書いてあるではないか。ここまで書いてあれば好奇心は高まるばかり。当然の如く、バイクにまたがり出かけた。温泉自体は2畳ほどの広さで6人入るのがやっと。ちっちゃな温泉である。しかし、湯に浸かったら驚愕の一言。炭酸湯というのは事前に把握していたのだが、とにかく炭酸ガスの泡が半端ではない。湯に体を沈めたかと思った瞬間、体全体が泡に包まれたのである。そしてその泡が大きく成長していく。そして大きくなった泡は身体から離れ浮上していく。ここもまた“日本一”の炭酸泉とある。この湯は間違いなくクセになるほどの強烈さがあると思う。

   そして3つ目は、宮崎県小林市にある『コスモス温泉』。ここの特色は、とにかく熱い湯。湯船は2つあり、一つはぬる湯の42度。そしてもう一つがあつ湯の45度。初めて行った時はとにかくびっくりした。熱くて入れない。しかし42度のぬる湯でなんとか身体を慣らせば、45度も熱さを感じるものの入れるのである。だがしかし、しびれる熱さである事は間違いない。浴場には、湯船とはべつに冷水の浴槽があり、熱さに痺れた身体をこの冷水に浸せばこれが何とも言えない快感に変わる。45度と冷水を代わる代わる出入りを繰り返す。何度も何度も繰り返している。完全にクセになる。

 

   今回、自分の住む地の比較的近くの温泉の中から、『度肝を抜かれた』ベスト3を選んでみた。今回紹介した温泉は、いずれも源泉掛け流し。そして華美ではなく、その土地の人たちの憩いの湯的な温泉である。入湯料も高くはない。

 

   まだまだ知らない魅力的な温泉がこの他にもたくさんあると思う。趣味の車中泊と、そして温泉巡り。悪くない組み合わせである。このスタイルをこれからもっともっと楽しんでいきたいと思う。