ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

裏金強制捜査の夜に宴会はしご。ダメさ加減爆発!!

 報道番組やネットニュースを見れば、連日政治資金パーティ券の話題で持ちきりである。

 しかし、どれもこれも呆れ返ってしまうことばかり。政治に想いを託すことすら馬鹿馬鹿しく思えてしまう。国防のためだと防衛予算は際限なく増え、国民には、国家の危機を説きつつ重税を課す政府。

 ところが政府与党の議員は、パーティ開いてお金をかき集め、派閥は潤い、政治家個人はノルマ以上のお金は我がポケットへ。

 

 みんながみんな同属とはもちろん思わない。だからこそ、そうではない(若手有望株の)議員たちが、何故国民を代弁して、政府与党に対して声を出さないのかと不思議でならない。長いものに巻きつかれ、言いたいことも言えないだろうか。やはり損得という感情が優先し、国民主体の意識にはなれないのだろうか。身の潔白を主張するだけでは物足りない。

 そして連立を組む○○党も全く声をあげていない。綺麗事を言うだけではダメである。次の総選挙で、今回も連立を組み現政権の存続の一翼を担うのであろうか。

 

 いろいろ考えると腹の立つことばかり。

 しかし、この状況においても政府与党を支持するものが20%前後いるという事実に驚きを隠せない。

 

 そして、またまた驚きのニュースが配信されていた。

 『岸田首相、裏金捜査の夜の『宴会はしご高級中華』報道にネット怒り「全てが他人ごとの自由民主党」』のタイトル。

 政治資金パーティーをめぐる疑惑で、19日に自民党の安倍派と二階派の事務所が東京地検特捜部から強制捜査を受けたその夜、岸田文雄首相が「宴会」をしていたとの内容。

 19日午後6時半から、東京・紀尾井町ホテルニューオータニで、母校の開成高出身の国会議員や官僚らでつくる「永霞会」の会合に参加。高級中国料理店に「はしご」し、地元の広島県議らと会食したとある。

 危機管理も政治的センスも、何もかもがダメである。

 記事には、「『政治資金パーティー自粛』を公言して間もないのに、てめぇはホテルニューオータニでのうのうと宴会ですか」「まるで全てが他人ごとの自由民主党」といろいろなコメントも紹介されている。そして、立憲民主党小沢一郎衆議院議員の、「強制捜査の夜に岸田総理『宴会』。もはや頭がどうかしている。しかも笑顔を振りまいている。安倍派と二階派をつぶせば、それで済むと思っている。この期に及んでも事態の深刻さを全く理解していない。選挙で、よほど巨大な鉄ついを下さないと、自民党はまた同じことを繰り返すだけ」と痛烈批判のコメントも併せて紹介されていた。

 

 いよいよ年の瀬。

 これまでの膿を出し切り、明るく希望の持てる年明けを願いたいものである。