1月も下旬に差しかかってきた。この時期になると確定申告のことが気になりだす。事業やマンション経営に関するものなど、税理士が申告書を作成するにあたって必要な書類を準備していかなければならない。
さて、このブログは、開設当初『ファンディの投資マンション経営』というタイトルで始めた。そのため、ここに書く内容はマンション経営に広く関係するものと考えていたのだが、途中からそれ以外のものも多くなり、タイトルとのギャップが生じてしまった。そこで、タイトルを『ファンディの日々雑感』に変更し、日常の出来事の中で感じたことを呟く機会とした。しかし、いろいろな話題を取り上げながらも、「投資」に関することは大切にしていきたいと思っている。(ちなみに「ファンディ」は屋号)
現在、そして将来の我が国の姿を思い浮かべた時、明るい未来がなかなか想像できにくくなっている。少子高齢化と人口減少、増え続ける税負担、極め付けは昨年末から続く政治の腐敗と政策の無策さ。国は当てにならないとつくづく思う。
であれば、自分と家族のこれからのことを考えた時、「自助自立」しか道はないと考えざるをえなくなってくる。年金は当てにできず、“異次元”の低金利の中では、預貯金で資産を増やすことは不可能である。蓄えがないのであれば、働き続けるしか選択肢のないような世の中になってきていることを思う。働き続けるにしても自らのワークライフバランスに納得感と満足感が持てることはとても大切である。
「資産」を生み出し、守り増やしていくことは、“人生100時代”と言われる現代においては大きな意味を持つ、故に、「投資」の持つ意味とその意義はとても大きなものになる。ようやく日本でも、学校教育の中で「投資」を学ぶことができるようになった。しかし、今、社会の中心にいる勤労者世代は、「投資」を学ぶ機会は、自らの意思に左右され、関心の有無により、その認識と知識に大きな差が生じている。今、「失われた30年」の代償として、投資の必要性が説かれ、新型NISAなどを官民揃って有効性を連呼しているように思う。
繰り返しになるが、このブログの当初のタイトルは、「投資マンション経営」だった。眉唾物のような印象のある不動産投資、その中でも投資マンション経営は、強引なセールスを受けたものも少なからずおり胡散臭さを感じている人も多いように思う。
そのような中、20年近く前に、半信半疑の中で、意を決し物件を購入し、そして投資マンション経営を始めた。この間の出来事については、拙書『投資マンションが気になったら読む本(幻冬舎)』の中で詳しく書いた。今、これらの物件は、自分にとってなくてはならないものになり、今、新たな資産を生み出す存在になっている。
1月16日のブログで、「不動産投資セミナー」の案内をした。15年を超える投資マンション経営の経験を通して、当事者目線でこれの実際をお伝えし、その中での気づきや学びが、将来の資産形成を真剣に考えている方々の一助になればと思ったからである。するかしないかは別にして、「投資」を考えていく上でのきっかけになればと感じている。
自らの経験がお役に立てれば嬉しい限りである。「話を聞いてみたいが、一人ではちょっと‥」という場合は、グループでもいいので連絡をいただければと思う。連絡は、次のアドレスまで。hellos.myfriend@outlook.jp
冒頭、確定申告のことを書いた。実は、今回の内容は、所有物件の昨年1年間の収支について書く予定だった。しかし、そこにいくまでに諸々書き過ぎてしまったので、このことについては次回に回したいと思う。
予告になるが、“衝撃の結果になった”のである!!!