ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

メルカリとヤフオク。驚きを感じ、新たに謎の発生。

 メルカリやヤフオクを利用している。不要になったとはいえ、まだまだ活用できそうなものもあり、捨てるのももったいないし再利用もありかなと感じた時は、必要に応じてこれらを使い分けている。

 その代表格は書籍。収納スペースには限りがあり、しかし本は増える一方。定期的に本棚を整理し、処分の対象とした本の内、­まだまだ需要があるだろうな、読みたい人がいるだろうなと思った本は出品する。書道に関する本やバイクなど、趣味に関する本は、意外に需要が多く、予想外の高値で売却できたりもする。そんな時の驚きと喜びはとても大きい。

 このほかにも『昭和レトロ』に関するものも根強い人気がある。アクセス数も1000近くまで伸びることが多く、ウォッチ数もぐんぐん伸びていく。価値を認める人は少々値が張っても求めてくる。

 オークションに出すために、まずは汚れを取り去り、また商品撮影にもいろいろ気を遣う。光の加減、背景などにも気を配り、見栄えの良さへの工夫は欠かせない。そして、次に大切なのが締め切り時間を逆算して出品すること。21時頃に狙いを定めて出品する。

 

 先日、とある飲料メーカーの看板をヤフオクに出品した。横120cm、縦15cmほど。経年劣化が進んでおり、錆や腐食している部分も一部認められた。通常であれば、「燃えないごみ」の扱いをされるものだと思う。しかし、見方によっては、錆や腐食が絶妙に昭和レトロ感を醸し出しているようにも感じる。

 どんな値動きをするかなと、毎回のことだがワクワクしながらその時を待っていた。そして締め切り時間が近づいてくるに従い、入札価格が次々更新され、値がぐんぐん上がっていき、ついには5桁の大台を超えたのである。これには驚いた。衝撃的だったと言っても過言ではない。うれしい悲鳴とはこのことである。

 

 さて、今回、ここで書きたかったことは、朽ちた看板が高値で落札されたことではない。落札されると落札者からのメッセージが届く。今回も同様に届いたのだが、その文面が以下の通りのもの。一部を省略しているが読んでいただきたい。

 

 『この度、落札の申し込みをされた海外在住のお客様の代わりにお手続きさせていただきます、「○○○○○」です。海外のお客様に代わって、当社が国内のすべての手続きをさせていただきますので、ご安心ください。

 詳しくは、出品者さまへの「○○○○について」のガイドをご確認ください。

 万が一、お取引をご希望でない場合は、お手数ですがキャンセル申請を行っていただいても構いません。その場合は、キャンセルのご連絡をお願いいたします。

 

■複数の海外のお客様が落札したものを手続きしておりますので、別の取引があった場合にも、個別での発送をお願いいたします。

 お手数をおかけいたしますが、それぞれの国内送料をお支払いいたしますので、ご協力をお願いいたします。

 

■○○○倉庫での商品到着のご連絡は、受取連絡をもってお知らせとさせていただきます。

配達完了から受取連絡までに2~3営業日ほど、お時間をいただく場合がございますが、ご了承ください。

 ご不明な点がございましたらご連絡ください。

 お取引終了まで何卒よろしくお願いいたします。

 △△△株式会社・会社概要

 https://・・・・・

※△△△株式会社(東証プライム)の100%子会社です。

※お問合せ窓口の電話番号を取引情報欄に記載しております。(匿名取引の場合表示されません)

※このメッセージは自動でお送りさせていただいております。内容の行き違いがございましたら大変申し訳ございません。

 

 ○○○社からの振り込みが確認できたので、昨日商品を発送した。

 

 今回の取引には、驚きと共に、感動に似た思いを抱いた。インターネットは世界中と繋がっているのだから、海外の人も当然これらのオークションの情報に触れることができる。であれば、当然それを取り次ぐビジネスがうまれるのも自然な流れのように思う。しかし、気がついてもそれをシステム化する知恵がなければ空想のままである。

 そしてまた、今回の取引で、ヤフオクやメルカリのマーケットは、日本だけでなく世界中に開かれているのだということも気づかされた。

 

 すごい世の中になっていることをつくづく思う‥‥。

 

 しかし、である、某飲料メーカーの朽ちた看板が、海外に運ばれ、そしてどんな使い方をされるのかという謎が新たに発生してしまった。一体何に使うのだろう。日本国内であれば、「昭和レトロ街並み再現」など、再利用の機会は想像できる。外国で一体どう使うのだろうか??

 

   深く考えしまうと、眠れなくなってしまいそうなのでもうこれで終わりにする。