ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

確定申告と国会議員事務所と素敵な絵画「トキノイロドリ」の3つのこと。

   とある1日の出来事を切り取り綴ってみたい。

 2023年の確定申告をお願いしている税理士さんから、申告書類の作成が終わったとの連絡があり、説明を受けに事務所に向かった。その前の年は、福岡市にある税理士事務所にお願いしていたのだが、やはり遠隔の地よりは地元の方が利便性の高さを感じ、今回から地元にある税理士さんにお願いしている。一通りの説明を受け、今後についてもいろいろお話を伺った。

 このような確定申告という作業を通して「税」をより身近に感じ、その仕組みの複雑さも同時に触れることになる。「控除」も「課税」も複雑に組み込まれ、最終的な納税額が決まっていく。収める以上、その使われ方には敏感でありたいと思う。

 

 この日は、夕刻より友人との飲み会のため街に向かう。そこに至る道沿いに2月10 日のブログで書いた地元選出の国会議員の事務所がある。代表質問の言葉に「心が震えた」ことをぜひ伝えたいと思い立ち寄ることにした。生まれて初めて国会議員の事務所に入る。事務所スタッフの方が2名おられ、和やかに迎え入れられた。ソファに座り、先日の代表質問に感動したことを伝えた。とても喜んでいただき、「ぜひ議員にも伝えさせてもらいます」と秘書の方が言われる。短い時間だったが、議員の国会活動や今回の代表質問にまつわるお話も伺うことができた。

 心に感じた思いをお伝えすることができ、そのことで喜んでもらい、伝えたこちらも同じように嬉しく感じる。懸命な姿は人の心を動かす。このことへの賛辞を惜しみなくできる人間でありたいと思う。そこから生まれる笑顔に、こちらも元気をいただくのだから。

 

 このあと時間調整で蔦屋書店による。書店に行くたびにいろいろな発見があり、幸せな気分にさせられる。店内の書棚をあれこれ見て回っていたら、その一角に結構な数の絵画が並べられていた。

 棚の上に置いたあるものや壁にかけられてあるものなど、書店の雰囲気に相まって素敵な空間の中に溶け込んでいた。それらの絵を一つ一つゆっくりと見ていたら、画家とおぼしき男性が立っていたので、「作家さんですか?」と尋ねると、「はい」と返事が返ってきた。「素敵な絵ですね」とお伝えし、いろいろお話しを伺わせてもらった。キャリア的なことを聞くと、元々は造園業を営んでいたが、40歳前後の頃に絵画の世界に傾倒するようになり今に至っていますとのことだった。従事した師の有無を聞くと、全くの独学という。ただただ感心させられるばかり。今は、絵画1本だけで生計を立てているとのことで、このような形で全国を回っているとのことであった。そのため熊本と東京にあるアトリエにもなかなか戻れませんと笑顔で言う。今年はすでに年末まで予定が組まれているそうである。いい表情をしているなぁと感じた。40歳で人生の大きな方向転換。何とも羨ましい生き方をしているなぁと思うと同時に、見事だなぁと心から思った。

 ちなみにこの会場で、実際に筆を持ち実際の制作の様子も披露するとのことだった。