ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

管理組合総会とエレベーター管理会社変更

 この週末、福岡市に1泊2泊で滞在した。前回からさほど日が経っておらず特に街の大きな変化を感じることはないが、やはり夕方近くになると中心市街地を行き交う人の多さには驚かされる。週末の金曜日ということもあるのかもしれない。都市としての活気を感じさせられる。

 

 今回は、マンション管理組合の総会とエレベーター管理会社変更に伴う内容確認が福岡に来た目的になる。これまで理事会としてエレベーターの管理会社変更について協議を重ねてきた。設置メーカーの直接管理から独立系の会社への変更。エレベーター事故は、人の命にも関わるため、100%の安全が求められる。また、入居者の利便性を考えたら故障もあっては困るし、高層の物件であれば尚更である。メーカー管理の安心感は大きいものだったが、これに係る管理費用も高く、これの見直しが求められていた。数回に渡り独立系管理会社の担当者に会い、会社概要、業務状況、管理内容等について説明を受けた。特に重要視したのは、管理組合として「大規模災害時対応」と故障した場合の「サポート体制」、そして管理費用の3点。昨日は、最終確認として会社(オフィス)も見せてほしいというリクエストにも答えていただいた。独立系管理会社として業界2位のポジションにある。発展著しい福岡市に支店を構えて5年が過ぎたという。担当者との管理に関する話を終え、管理組合総会で了承を得た後、契約することを確認した。

 その後、管理に関する話から離れて雑談となった。その担当者の話ぶりに非常に好感が持てたこともあり、仕事への考え方などをいろいろと尋ねさせてもらった。「半年前に転職し今にいたります」という。「なぜ転職を」の問いに、この会社とこの業界への大きな可能性を感じたとのことで、前職も安定した会社だったのだが、それ以上に大きな魅力を感じたという。生き生きと語るその表情から自信と覇気を感じさせられた。任せて安心だなと思わせるものだった。

 管理組合総会では、エレベーター管理会社の変更が確認され、懸案だったこのことにけりをつけることができた。総会後は、理事長として大規模修繕工事受託業者との契約書類への署名と押印作業。物件価値を下げないためにもしっかりとした施工は欠かせない。いよいよ3月末から大規模修繕が開始される。

 

 実は、今回の総会に委任状を出されたあるオーナーから、「今回の大規模修繕では手出しが発生すると覚悟していたけど、それがないとわかり大変嬉しく思っています」と、喜びのメッセージがあったことを管理会社の担当から聞かされた。理事会としての取り組みが評価されたことを感じ嬉しく思った。