ファンディの日々雑感。

日々の生活の中で感じたことを諸々書き綴っています!!

図書館での大発見に感激!!

 図書館にはよく行く。シーンとした静寂さが好きである。

 

 街の書店が減っているという。本離れ、活字離れが言われ始めて久しい。当然ながら、その結果として街の本屋さんの経営は厳しさが増す。

 新聞はネットニュースに変わり、本はデジタル書籍になり、情報誌などの雑誌から得ていた情報はインスタグラムなどのSNSにその役が変わった。書籍を得るために時間とお金を使い出かけていくことも必要とせず、また所有スペースも必要としない書籍のデジタル化は、理にかなっていることなのかもしれない。

 しかし、本屋さんはインターネットにはない魅力を持っている。予想外の知的な出会いである。これを求めて本屋さんや図書館に足を運ぶ。

 

 自治体の公立図書館も随分と様変わりしている。ただ本を並べているだけの空間から居心地よさや多機能化へと様々な趣向が凝らされているところが多くなった。佐賀の武雄図書館などは非常に有名である。以前、訪れて驚き感動したのが富山市立図書館。図書館と美術館が同一の建物の同じフロアにある。図書館という概念が変わった。

佐賀県武雄市図書館・歴史資料館――書店、カフェが併設した、シームレスな公共空間【ダ・ヴィンチWeb図書館探訪】 | ダ・ヴィンチWeb

【TOYAMAキラリ・富山市立図書館本館(FUMUROYA CAFEの情報も含む!)】最高のノマド環境はオリンピックレベル!? | ツタエル富山

 公立図書館からその自治体の文化・教育への力の入れ具合を見ることができると感じている。新しい情報や知識を得るためにどれだけ予算を配分しているか。新刊本の多少は自治体の勢いが反映される。

 

 先日行った都城市立図書館。5年ほど前に、市内中心部にあった元ショッピングモールだった建物をリノベーションして生まれ変わった。交通の便もよく、大型複合施設として図書館を核に市内中心部が大きく様変わりした。図書館への来場者は月10万人を数えるとのこと。街づくりの中心に図書館があるという発想。なんとも素敵なことである。高さを抑えた書棚やゆったりと座れる椅子やソファがたっぷりとある。木材を中心にした基本コンセプトに心も和む。勿論カフェコーナーも併設されている。図書館全体が醸し出している心地よさに感動させられてしまう。

公共R不動産 | それぞれが認め合い、みんなの居場所になっていく。元ショッピングモールから生まれた「都城市立図書館」

 

 そして、更にその感動を大きくさせたのが、我が著書『投資マンションが気になったら読む本』が、何と書棚に並んでいたこと。これはサプライズの嬉しい大発見だった。

 都城市立図書館の評価が更に増したのはいうまでもない(笑)