連日、エンジェルスの試合に一喜一憂している。昨年は、敗戦が多くストレスが溜まる一方だったが、今シーズンはチームも好調で、そして大谷選手も調子がいい。
今日からエンジェルスは、アメリカンリーグ西地区首位のレンジャースとの4連戦である。大谷翔平選手は「2番DH」で先発出場。7回の第4打席でヤンキース・ジャッジに並ぶ19号ソロを、そして延長12回には決勝の20号2ランを放ちジャッジを抜いて本塁打数がリーグ単独トップに立った。試合もエンゼルスが延長12回、9対6で勝利。首位レンジャーズとの差を5・5ゲームに縮めた。
序盤は1対5で、昨年までのエンジェルスであれば、このままズルズルと失点がかさんでいき、早々に敗戦濃厚になってしまっていたと思うのだが、今シーズンは違う。中盤で反撃モードにスイッチが入り、7回には大谷選手のホームランでついに同点に追いつく。そして試合は5対5のまま延長戦に。今シーズンから延長戦はノーアウト2塁から始まる。10回、11回と得点できなかったエンジェルスは、その裏の攻撃でレンジャースの反撃にあい、大ピンチに陥るもののリリーフピッチャーが踏ん張り得点を与えない。そしてついに延長12回に大谷選手の決勝の20号2ランが飛び出したのである。その後ウォラークのホームランまで飛び出し、一挙4点を奪い、大熱戦の末勝利。WBCの大興奮を思い出すような今日の熱戦だった。
首位レンジャースとの4連戦最後の試合に、大谷選手は投手として登板の予定である。楽しみで待ちきれない。
その大谷選手、本日発表された2023年MLBオールスターファン投票の第1回中間報告で、なんとリーグ最多得票数でDH部門のトップになっているのこと。今回選出されれば3年連続になる。なお、同じく日本人選手で打撃絶好調のレッドソックス吉田正尚選手は8位にランクしている。最終結果は22日、先発スタメンは29日、最終ロースターは7月2日に発表される。
大谷選手が選ばれれば、前日のホームラン競争に出ることは間違いないだろう。
楽しみが何倍にも膨れ上がっていく!!!
